聖徳大学附属小学校の情報紹介!入試情報から評判、気になる取組みまで - cocoiro(ココイロ) - Page 2

聖徳大学附属小学校の特徴

成徳学園という組織は、1933年(昭和8年)に創立されました。その長い歴史の中で培われ、小学校にも引き継がれてきたその理念や教育、今の時代に合わせた設備や安全対策などを確認しましょう。

学校の特色

建学の理念や教育方針の根底には、教育の原点として、学園創立者の川並香順氏、孝子氏の思いがあります。豊かな人間社会のための「人づくり」を大切と考え、そのために聖徳太子の教えにもある「和」の精神を建学の精神と定めたそうです。

建学の理念

「和」の精神

思いやりの心、質の高い学力、健やかな心身を養い、「知・徳・体」のバランスのとれた子どもを育てます。

(引用元:教育理念・教育方針|聖徳大学附属小学校 公式サイト)

教育方針

建学の理念をもとに、3つの教育方針が掲げられています。
・思いやりの心をめざして – 礼法教育・明和班
・未来にいきる学力をめざして- 教科学習
・響き合う心をめざして – 総合学習活動
「礼法敎育」と「明和班」については、後半で詳しくご紹介します。

設備・施設

校舎内には、仕切りのない教室をつなぐワークスペースや、大壁画「生命の樹」があり床暖房も入ったふれあい広場、礼法教室などがあります。体育館は、多くの器具がそろい、床にスプリングが入った仕様です。屋外施設として、芝が敷かれたグラウンド、木登りの樹、専用農園があります。校庭に植えられている樹木は、全種類が教科書に出てくるそうです。

放課後スクール

月〜金曜日には、放課後のプログラムもあります。
■机上学習
14:10〜14:55に実施される、1,2年生対象の学習です。3年生以上は、6校時で平常授業として実施しています。追加費用はありません。
■放課後遊び
15:45まで、校庭で自由に遊べる時間です。雨天などの時は、体育館を使います。追加費用はかかりません。
■放課後あずかり・放課後プログラム
16:00以降は、「放課後あずかり」として費用もかかります。おやつも与えられるよう。16:00〜17:00には、実験、英語、体育、一輪車、造形などに取り組む放課後プログラムが、月2回程度あります。

安全対策

子どもたちの安全を考え、登下校時の見守りや各種セキュリティーが施されています。

登下校時の安全

登校時は、学園直行バスの乗り場で安全指導を実施。下校時は、1、2年生はバスに教員が同乗します。3年生以上も、松戸駅、市川駅で教員が見守りしてくれます。徒歩10分の秋山駅は、駅と通学路で見守りを実施。登下校の確認がEメールで届くICタグを導入しました。

セキュリティー

守衛所により24時間の正門監視、赤外線センサーによる校舎内や学校裏の警備、午前8時20分からは1階部分を施錠しています。休み時間も、教員が見守る配慮がされています。
緊急時には連絡メールの一斉配信も行っています。

聖徳大学附属小学校の受験情報

入試内容や倍率、学費や諸経費など気になる受験情報を確認していきましょう。

入試の内容

2019年度の新1年生のための入学試験日や募集人数、試験の内容は次のとおりです。

試験日

■専願入試・Ⅰ期試験
2018年10月14日(日)9:00
■Ⅱ期試験
2018年11月17日(土)13:30
■Ⅲ期試験
2018年12月8日(土)13:30
■Ⅳ期試験
2019年1月12日(土)13:30

募集人数

男女105名

試験科目

ペーパーテスト、運動能力検査、集団遊び、面接(保護者、本人別)

入学考査料

各 20,000円

過去の問題

過去の入試問題を体験できるコーナーが、聖徳大学附属小学校の公式ホームページ上にあります。こちらのページを見て、興味のある方はお試しください。

倍率や難易度

ここ数年の倍率は、ほぼ1倍程度のようです。東京都心部では、最高では10倍を超える倍率にもなる学校や、3倍以上の倍率になる人気校も複数あります。それに比べて、聖徳大学附属小学校は、都営浅草線・京成線の沿線などの都心からも通える学校。都心郊外の学校としては比較的入学しやすい学校だと言えるでしょう。
(参照元:聖徳大学附属小学校(入試情報)|小学校受験の「お受験じょうほう」)