聖徳大学附属小学校の情報紹介!入試情報から評判、気になる取組みまで - cocoiro(ココイロ) - Page 3

聖徳大学附属小学校の注目のとりくみ

「保育の聖徳」として知られる教育に表される独自の教育や、中学入試への対応など、注目のとりくみをみていきましょう。

マナーや礼儀も身につく「人づくり」

建学の精神である「人づくり」の教育を進める聖徳大学附属小学校。他者を思いやり、いたわることを大切と考え、礼法教育に取り組んでいます。1年生から6年生まで毎週1時間、小笠原流の礼法を学ぶ形です。卒業時には、礼法許状「若葉の伝」が小笠原流宗家から授与されます。

「明和班」とは?

協調性や思いやりの心をはぐくむむため、学年を超えた縦割りの活動をさします。運動会や校外学習、毎日の会食などを明和班単位で取り組みます。会食時に、高学年が配膳をしたり好き嫌いのある低学年を励ましたりなど、日常的に異年齢の育ち合いが生じているの特徴です。

6年前半で教科書を終える

中学入試対応にも注力しています。4年生で勉強合宿があり、学力診断テスト、発展・先取りカリキュラムを展開。受験科目は6年生前半で教科書の内容を終えます。また、「質の高い学力」のため、問題解決型の授業が中心。詳細は「学校案内」に記載されています。

卒業後の進路

例年、男子は、ほぼ全員が中学受験をする形で、女子は約3分の2が附属中学以外の中学に進学しています。2017年度は、卒業生57名のうち、開成中学校2名、麻布中学校1名、早稲田中学校2名、市川中学校6名、渋谷教育学園渋谷中学校1名、渋谷教育学園幕張中学校2名、女子学院中学校1名、豊島岡女子学園中学校1名など、難関レベルの中学校への合格も果たしています。聖徳大学附属女子中学校の合格者は、14名でした。

アクセスが不便?保護者の評判は?

聖徳大学附属小学校は、最寄り駅から徒歩10分という立地。複数の駅から直行のスクールバスが運行されていますが、このバス通学を不便と捉える便利と捉えるかは、児童や保護者それぞれの事情や感覚によって異なるようです。郊外ならではの敷地の広さや落ち着いた環境をメリットと捉えるかどうかも同様。中学受験をする児童が多いため、教育熱心な保護者が多いという印象もあるようです。礼法の学びに意味を感じる声が、卒業生から出ています。

おわりに

聖徳大学附属小学校は、千葉県郊外の、礼法の学びや異年齢のなかで伸び伸びと学ぶことができる小学校です。セキュリティへの配慮や中学入試への対策にも、力が注がれています。通学できるエリアの方は、ぜひ説明会やイベントなどに参加してみてはいかがでしょうか。

参考
聖徳大学附属小学校公式ページ
学校ブログ|聖徳大学附属小学校
教育理念・教育方針|聖徳大学附属小学校 公式サイト)
過去問題にチャレンジしよう|聖徳大学附属小学校公式サイト

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cocoiro編集部

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