【1日の時間帯別】しつけのタイミングとポイント
ここまでしつけのポイントなどを説明しましたが、忙しくてなかなか子供に目を向けることができないという人もいるでしょう。そこで、朝昼夜のタイミングで起こりうるしつけのタイミングを紹介していきます。
朝のしつけ
朝はどんなパパとママでも忙しいでしょう。しかし、子供も活動を開始して見てあげなければいけません。中には朝起きるのがイヤという子供も多いでしょう。起こした後も朝ごはんがイヤという子供も多いのではないでしょうか。
親にとってもつらい時間帯ですが「朝ごはん食べないならママ全部食べちゃうからね」などと言って、うまく朝ご飯に誘導してあげましょう。朝ごはんに誘導することができれば自然に子供を起こすことができますし、朝ごはんに向かせることもできます。
また、これくらいの年齢になるとファッションにもこだわりが出てきます。「この靴下じゃなきゃイヤ」「このシャツじゃなきゃイヤ」などと主張するパターンもあります。
洗濯が間に合っていない時はそのことを伝えてあげましょう。その後、現在着せてあげることができる衣類の中から自分で選択させてあげると機嫌を取ることができるでしょう。
昼のしつけ
お昼のしつけの中で最も苦労するのが食事です。思ったように食べてくれないというママの悩みは多く聞かれます。そもそも「なぜ食べないのか」という理由を聞いてあげましょう。子供によって食べない理由は変わってきます。お腹が空いていない時や体調が良くない時もあるので、昼食を食べない時に定期的に聞いてあげるといいでしょう。
子供の食事のタイミングを見越して食事の量を調節するママもいると思います。そういう場合は次の食事のタイミングを教えてあげましょう。「18時までご飯はないよ」と伝えてあげて、それまで我慢できるかを聞いてあげると子供も食事の量を調節できます。
夜のしつけ
3歳児だとまだ夜泣きをする年齢。悩みを持っているパパやママも多いのではないでしょうか。この年齢の夜泣きは「夜驚症」という睡眠障害である可能性もあるので注意しましょう。もし、まだ夜泣きをするようであれば日中にもっと運動させるようにしましょう。この場合はしつけというよりも、もっと長い時間一緒にいるようにしましょう。
「大丈夫だよ」などと声をかけてあげながら、寝付くまで待ってあげましょう。
終わりに
3歳児は少しずつ自立し始め、自我が目覚め、あらゆることに興味を示す時期です。今まで取らなかった行動や予想外の行動を起こすことも多く、しつけをする必要がある行動も出てきます。このタイミングでしっかりしつけをしておかないと保育園や幼稚園でトラブルになることもあるでしょう。
正しく子供を叱ってあげられるように親も勉強しておきましょう。
参考
上手な2~3歳の叱り方|しまじろうクラブ
3歳児のしつけ!ポイントやコツ、叱り方の注意点は?|こそだてハック
3歳児のしつけ はっきりいた主張を始める3歳児しつけのポイント|ベネッセ教育情報サイト
【セリフ付き】3歳・4歳・5歳の幼児の才能を伸ばすしつけのコツ&賢い子供を育てる方法|七田式教育公式サイト