必ず叱らなければいけない時は?
子供と接していると大きな間違いを犯して、必ず叱らなければいけないタイミングも訪れます。下記のようなタイミングでは普段よりも厳しく怒ってあげて、そのことがダメなのか教えてあげましょう。
他人に迷惑をかけてしまう時
3歳児くらいになると、一緒に外にお出かけする機会も多くなるでしょう。家の中ではパパとママのみと接することになりますが、一歩外に出るとパパとママ以外の人もいます。家の外には子供の興味を引くものも多く、子供もたくさんのものに興味を示すでしょう。
その一方で子供が他の人に迷惑をかけてしまうことがあります。もし、子供の行動が他の人に迷惑をかけてしまった場合はしっかりと教えてあげましょう。
例えば、ショッピングモールなどで走り回っていると通行人の邪魔になってしまうことがあります。子供にとっては悪気がないことかもしれませんが、他の人にとっては迷惑になる行為です。なぜ迷惑になってしまうのかをしっかりと説明してあげましょう。
家を出る前に、これから行く場所や気をつけることなどを事前に説明してあげるといいかもしれません。
子供とお出かけすることも多くなってくると、他人に迷惑をかけることも増えていきます。出来るだけ早くお出かけに慣れさせてあげることが大切です。
怪我をする危険がある時
3歳はさまざまなものに興味を示すタイミングです。おそらく今まではとは違う行動を起こすこともあるでしょう。その中には危険な行動もあります。ちょっと高いところから降りてみたり、思い切り走ってみたりなど、一歩間違えば大きなけがにつながる行為もあります。
もし、危険を感じた場合は一度子供の行動をストップさせましょう。この時、子供にしっかり説明することは忘れないでください。
パパやママが、どうして危険を感じたのかを説明してあげると基本的に子供は理解してくれます。このように、とっさのときには子供をついつい怒鳴ってしまうものですが、言いすぎないように注意しましょう。バランスを大切にし「言い過ぎずにしっかりと叱る」と、子供にいいしつけができるものです。
社会・道徳的なルールを守っていないとき
社会的なルールや道徳的なルールは小さなころから学んでおく必要があります。信号を赤で渡ってはいけないことも、犯罪を犯してはいけないことも小さい時に教えておきましょう。
もし、こういったルールを守れていない時は厳しめに叱ってもいいでしょう。社会的なルールや道徳的なルールは、パパやママが叱らないとなかなか学ぶことができません。子供であれば多少許されることもあるかもしれませんが、大きくなった時に「常識知らず」という扱いを受けてしまいます。