消しゴムはどうやって作られる?自由研究にも使える家庭での作り方も - cocoiro(ココイロ)

文房具の中で、最も馴染み深いものの一つに消しゴムがあります。消しゴムの作り方、皆さんご存知ですか? 実は家庭でも作る方法があります。今回は自由研究などにも使える消しゴムの作り方ついて詳しくご紹介していきます。身近な消しゴムを簡単に楽しく作ってみましょう。

消しゴムは工場でどうやって作る?

文房具店やスーパーで購入できる消しゴム。いわゆるプラスチック消しゴムと呼ばれるものです。工場ではどのように消しゴムを作っているのでしょうか。

混ぜる

消しゴムはまず原料を混ぜるところから作ります。材料はプラスチックと油。機械の中でこれらをよく混ぜ合わせます。

結合

混ぜた原料にさらに熱を加えて混ぜ合わせます。するとプラスチックと油がくっつき始めます。完全にくっつくと消しゴムにはなりません。温度や時間を調整しながら消しゴムとして使いやすい硬さにします。

成形

最後に消しゴムの形にして完成です。形を作るには押し出し、圧縮、射出の3つの方法があります。押し出しは混ぜ合わせた材料を管を通して押し出す方法。まるでかまぼこのような形になります。圧縮は消しゴムを板状の方に流して固める方法です。最後の射出は、消しゴムをさまざまな型に流し込む方法です。

押し出しや圧縮で作られた消しゴムは、ほど良いサイズのものに切って完成です。それぞれ包装されて販売されています。文房具店で販売されている消しゴムにはいろいろな形があります。その消しゴムの用途や形に合わせて作るため、成型方法も違うのです。