子供が不登校状態にあることを受け入れられたとしても、「これから子供の将来はどうなってしまうのだろうか?」という不安はどうしても浮かんでくるでしょう。しかし、不登校をしたからといって子供の将来が終わっていまうということはありません。実際に不登校の状態から復帰した人、学校に行くという選択肢以外を選んで社会に復帰した人はたくさんいます。
当記事では、不登校から学校・社会への復帰のプロセスを紹介します。
もくじ
子供が不登校になってしまったとき、最初にぶつかる問題
不登校になった原因がわからない
子供が不登校になってしまったとき、多くの場合そこには理由があります。いじめ、部活の問題、先生や友達との関係などがきっかけになっているケースは珍しくありません。自分の子供が何が原因で学校に行きたくないのか、それを把握できると問題解決に向けて動きやすくなり、対策を考えることができるようになります。ただ、中には「理由は特にないけど学校に行きたくない」というケースも存在するようです。
不登校している間の親の不安
本人の気持ちを大切にしたい、と思っても「どうして?なぜ?」という気持ちや焦りはそう簡単に消えるものではありません。この気持ちは子供が不登校した経験を持つ親が必ずと言えるほど苦しむ問題です。
ときには、子供が不登校した経験を持つ人や学校の先生、配偶者など信頼できる人に話して不安を軽くする方法も良いでしょう。子供も親も自分1人で苦しんで抱え込んでしまっていては、見えるものも見なくなってしまうことがあります。なるべく1人で抱え込まないことが心を軽くするコツです。