一般的に「女の子は育てやすい」と言いますが、男の子と比べてどんな違いがあるのでしょうか。この記事では、女の子を育てる際に気をつけるべきことと、才能を伸ばし、魅力ある女性に育てるためのコツをご紹介します。
もくじ
女の子ならではの特徴
おしゃべりが好き
女の子は幼いころからおしゃべりが好きなものです。男の子に比べて、言葉の発達が速く、語彙力が豊富なことも関係があると言われています。
女性は初対面の人ともすぐ仲良くなっておしゃべりすることができ、おしゃべりのエネルギーは生きていく力の源でもあります。女の子のおしゃべりには、親自身が興味を持っていることは何か、感性が言葉の選び方に出てきます。言葉づかいも子供へ伝染するのです。
親子の会話の中で、「韓流アイドルがかっこいい!」という話題が多ければ、その会話の内容は子供の感性に影響を与え、子供もまた韓流アイドルをかっこいいと思うようになるでしょう。また、「今日は雨で洗濯ものは乾かないけど、畑のお野菜はぐんぐん育つね」という会話をしていれば、子供は「物事にはマイナス面とプラス面がある」と学ぶことができます。
集中力が高い
男の子に比べて、女の子は物事に集中的に取り組み、人からの指摘も素直に受け入れることができる傾向にあります。男の子は「一番になりたい」、「戦いごっこが好き」といった特徴を生まれながらに持っていますが、女の子は「教わったことを熱心に習得しようとする」といった特徴が脳にプログラミングされています。さらに、男の子はドーパミンといわれる神経伝達物質が脳内に多く分泌されることから、熱しやすく冷めやすいという特徴を持ちます。
これに対し、女の子は1つのことをコツコツ集中してやり続ける傾向があります。物事を素直に受け入れる力が高いため、「よく頑張っているね」などと励ましの言葉をかけることでさらに集中力を高めていくことができます。
母親の影響を大きく受ける
女の子は、同性であり最も身近な母親の生き方に大きな影響を受けます。
心理セラピストである中野日出美氏によると、子供の人生は親からの3つのメッセージによって決まるそうです。その3つとは、「親の言葉」、「親の態度や振る舞い」、「親の生き方」です。この3つのメッセージが子供の人生を左右する人生のシナリオのもととなり、これらは「暗示=こっそりとしたメッセージ」で伝えるとより効果的となります。
女の子の場合、母親がモデルとなるため、女の子の人生を幸せなものにするには、母親自身が幸せでいることが一番のメッセージとなるでしょう。