もしかして我が子は高専病?親の対応方法3つ
もしも「我が子が高専病にかかっているかもしれない!」と思ったら、親はどのような対応をすべきでしょうか? 今回は高専病にかかっている子供への、親の対応方法を3つご紹介します。
無理に恋人を作らせない
高専病の症状の多くは、恋愛に関わるものです。子供の恋愛観の変化を見ると、「今までどおりの恋愛を思い出してほしい!」と、無理に恋人を作らせたくなる親もいるかもしれません。
高専生の中には、思春期の最中な子供もいます。親から恋愛を強制されてしまうと、反抗心を生んだり、もっと独自の恋愛観を作り上げてしまうかもしれません。恋愛の対象が変わっていっても、子供が自分の意思で相手を好きだと思える気持ちを尊重してあげましょう。
アニメ好きをむやみに否定しない
親の中には、アニメやゲームのキャラクターに気持ちを入れることを、強く否定したくなる人もいるかもしれません。しかし、我が子はそのキャラクターが好きなのです。好きなものを否定されてしまっては、誰でも良い気はしないでしょう。
親として子供の良き理解者でいることは、いつでも子供の味方でいることを示すことにつながります。子供を応援する気持ちを伝えるためにも、むやみにアニメやゲームを否定することは避けましょう。
「ネタ」として、重く受け止め過ぎない
「高専病」と聞くと、重大な病気のように感じてしまう人もいるかもしれません。しかし高専病はすべての高専生に生じるものではなく、かつ高専を卒業しても一生治らない症状という訳でもありません。
また高専へは、勉強したいことや将来になりたいものがあって入学した、あるいは入学を検討しているはずです。「高専は男の子が多いから仕方がないね」と重く受け止め過ぎず、あくまで我が子が勉強を頑張ることを応援してあげましょう。
高専病も青春のうち!子供の変化を見守ろう
我が子の恋愛に関心がある親ほど、高専病の症状は気になることでしょう。しかし恋愛の形は人それぞれです。高専時代の我が子の恋愛模様は、青春の1ページなのです。
子供が環境に応じて変化していく姿をある程度受け止めながら、成長を見守っていきましょう。
参考
意外と知られていない!?「高専」の現状|ベネッセ教育情報サイト
独立行政法人国立高等専門学校機構
高専病とは?|元高専生による高専講座