不登校支援センターとは?支援内容や特徴・費用・評判についても解説 - cocoiro(ココイロ) - Page 3

不登校支援センターの費用

  • 対面カウンセリング・コーチング :1回100分間/15,000円+消費税
  • 学業支援:週2回(月8回)24,000円+消費税/月(3,000円+消費税/回)
  • 発達障害支援:1回100分(15,000円+消費税)/ 1回50分(7,500円+消費税)

不登校支援センターの評判

不登校支援センターを利用した保護者の評価は二分しています。

2年間通いましたが、お金と時間の無駄でした。

(引用元:不登校 相談・交流掲示板|不登校経験者・保護者のためのいばしょサイト

現在、月1で一年くらいに行っています。脱不登校は難しいです。

お金で解決できるものではないので

それと時間がきちんとしてるので、親の話だけで終わってしまった時もあり、その時は、なんだかなあ〜と。

引用元宮城県さくら|不登校 相談・交流掲示板|不登校経験者・保護者のためのいばしょサイト

行っていました。
うちの子には合っていたようです。
高いですよね。
それで心療内科のカウンセリングなどにも行ってみたこともありますが、とんでもない人に当たってしまい、子供の状態は悪化してしまいました。
高くても、子供が信頼している先生ならと思い、こちらでお世話になることに決めました。
(中略)
このカウンセラーの先生が1番信頼できたようで、「○○先生のようなカウンセラーになりたい。大学で心理学をやりたい」なんて言うようになりました。(実現できるかどうかは別問題(汗))
(中略)
結局はカウンセラーの先生との相性だと思います。
たまたまうちの子にはあったので、費用はかかりましたが、(うちは交通費はかかりませんでした)行ってよかったと思っています。

(引用元:不登校 相談・交流掲示板|不登校経験者・保護者のためのいばしょサイト

不登校支援センターと同様のサービス

不登校教育支援センター(適応指導教室)

不登校支援センターなどの民間施設は高額な費用がネックになりがちです。それに比べ、市町村の教育委員会が設置する教育支援センターは公的施設で、入室費用は無料です。教育支援センターは、主に不登校の小中学生を受け入れる施設で、かつては適応指導教室と呼ばれていました。教育支援センターに通った日数は、在籍校での出席日数として数えられます。

教育支援センターの活動内容や指導員の数、活動日数は市町村によって異なり、支援の質も一様ではありません。

利用を検討される方は、所属する自治体のホームページで所在地や開館時間などを確認しましょう。

不登校カウンセリングセンター

不登校支援センターに最も近い活動をしているのが、不登校カウンセリングセンターです。不登校支援センターの創立者で初代理事長の井澤善史氏が、不登校支援センターを退任した後に、最新の医学・科学に基いた不登校克服法を実践する場所として、不登校カウンセリングセンターの設立に関わりました。

不登校カウンセリングセンターは、不登校克服にかかる費用と時間を節約するため、オンラインで受講できる不登校克服プログラムを開発しました。家庭で不登校克服プログラムを実施することにより、従来100分かかっていたカウンセリングを50分に短縮できるようになり、克服にかかる期間も短縮できるようになりました。

まとめ

「不登校の子供は見守ってください」とよく言われますが、「見守る」とは何もしないことではありません。不登校の子供が不登校を脱出するには、家族の助けが必要です。子供が必要としている助けとは何なのか、どのタイミングで必要なのかをよく観察することが、本当の「見守り」と言えるでしょう。

参考
不登校支援(復学・復帰/進級・進学)の専門機関|一般社団法人 不登校支援センター
TOP|不登校カウンセリングセンター
不登校 教育支援センター(適応指導教室)の対応対策|不登校 対応対策へのアプローチ

この記事をかいた人

Sachiko

海外在住20余年、子育て・教育ライター。明治大学政治経済学部卒業。中国へ2年間留学。中国北京の日系広告会社で営業マネージャー。 結婚・出産後、北京で専業主婦。夫の転勤に同伴したフィジーで、アジアの女性のためのソーシャルグループ代表を務め、文化交流イベントを企画運営。2018年より、インド・デリー在住。ライターとして活動を始める。中国語HSK6級。TOEIC945点。中国生まれ、フィジー育ち、デリーで思春期を迎えた1人息子の母。 中国時代から共に過ごす老犬の介護中。