中学英語の参考書の活用術について
英語の参考書を買っても効率的な活用術を知らなければ、なかなか英語力の向上につながらないこともあります。この章では、実際に参考書を活用して良かったという活用術をピックアップしていきましょう。
まずは頭から順番にやり抜く
英語の参考書は、動詞や文法などの項目に分けて掲載されていることがよくあるパターンです。英語が苦手または初級レベルの中学生であれば英語の土台を作るためにも、頭から順番に取り組むのをおすすめします。
このやり方は、苦手な項目に遭遇したときに負担になる場合もありますが、英語力が確実に身につく近道です。
基礎を繰り返す
掛け算九九の暗唱の繰り返しと同じで、参考書を繰り返し読み、書き込んだりすることで、頭の中に内容がしっかりとインプットされます。1冊の参考書をやり終えたからといって安易に次の新しい参考書へ移るのではなく、基礎を固めるにも積み重ねが大事です。
付属CDやアプリで使って音読
最近の英語参考書の特徴として挙げられるのが、CDやアプリにダウンロードできる仕組みになっている点です。参考書の情報だけでなく、ネイティブの音声や動画も盛り込まれているので、お得感があります。
特に「近隣に英語の塾がない」、「部活が忙しくて塾に行けない」などの事情がある中学生には、CDやアプリが付属されている参考書をおすすめします。移動途中でもスマートフォンなどの携帯機器があれば音声や動画で勉強でき、効率良く英語力アップを図ることができます。
中学英語の参考書の選び方のポイント
書店や通販サイトには中学英語のあらゆる参考書があるので、どれにしようか迷うという悩みもあるでしょう。いざ参考書を買うときに迷いすぎて結局買えなかったということも。ここでは、中学英語の参考書を選ぶときに知っておくと役に立つポイントについてピックアップします。
自分の英語のレベルを知る
英語の参考書は、基礎から応用まで幅広いレベルがラインナップされています。参考書を買っても自分のレベルと合っていないと継続して活用できず、時間とお金の無駄にもなりかねません。
当然のことながら通っている学校によって英語のレベルが違うので、校内の順位で自分のレベルを判断するのはおすすめできません。一般的なレベル(例:英検3級レベルなど)における自分の英語レベルがどのくらいなのかを把握しておくと、参考書選びもスムーズに進みます。
自分の目的を定める
当然のことながら「英語力を高めたい」という目的は、「海外留学」「高校受験」「イギリス英語に慣れる」など、人それぞれ違います。目的が定まっていることで、どのような参考書が今の自分にふさわしいか分かってきます。
例文が豊富なものを選ぶ
英語の参考書の選び方として、最初に単語量が多いものを選ぶのも一理ありますが、やはり英語力の向上には応用力が求められます。実際にネイティブと接する場合、会話やメールのやりとりに想定外の展開もあります。
今後、あらゆるシーンに対応するためにも単語を覚えるだけでなく、例文がたくさん書いてある参考書を選びましょう。例文を多く知ることで、単語をより効率良く覚えるきっかけになります。
参考書を手に取って内容をチェック
情報化時代の今日、「中学英語 おすすめ 参考書」を検索すれば、ECサイトや口コミのまとめサイトで数多くの参考書が簡単に知ることが可能です。
ネットの情報を参考にするのも良いですが、著作権などの関係で内容の閲覧があまりできないのが難点として挙げられます。少し手間が掛かっても、書店で実物の参考書で内容を確認するのが大切です。実物を手にすることで、自分でも1冊の参考書がこなせるかどうか把握できます。
気になる英語の参考書があったら書店でチェックし、買うか買わないかをジャッジしましょう。
自分のレベルと目的を考えて効率的に英語の参考書を選んでみよう
中学英語の参考書を選ぶ場合、買う前に子供自身の英語のレベルを知ること、実物を手に取ってチェックすることが重要です。また、進学や留学などの目標を定めると参考書も探しやすくなります。
自分のニーズに合った参考書を使いながら、順序良く繰り返すことで「基礎」を固められます。それによって英語力も確実なものとなってきます。参考書の中にはCDやアプリの含まれているものもあるので、時間を有効活用しながら英語力を確実なものにしていきましょう。
参考
山田暢彦先生インタビュー(4) 「英語学習初心者が気をつけるべきこと」と「フィリピン・セブ島留学の現状」について|サウスピーク
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