PTAの新しいかたちに取り組む小学校
子供が小学校に入学すると、保護者はいつの間にかその小学校のPTA会員になっていたということがよくあります。しかし、実は、PTAへの加入は任意です。一部の小学校では、PTAは任意加入であることを保護者に周知させ、協力したい人のみを集める体制をとっています。
東京都大田区嶺町小学校
東京都大田区嶺町小学校は、2015年に義務であったPTAを廃止し、すべての活動をボランティアで行う組織・PTO(Parent-Teacher-Organization)を発足しました。「できるときに、できることを、できる人がやる」を基本理念に、行事単位でボランティアを募集し、イベント企画開催、通学路パトロールなどを行っています。
札幌市立札苗小学校
札幌市立札苗小学校は、2013年よりPTAの入退会を自由にしています。多くの会員の負担となっていた委員制度を廃止し、PTA本部役員のみで運営しています。入退会自由でも多くの保護者の賛同を得ており、入会率は95.5%に上ります。
まとめ
PTA入会は任意ではあるものの、小学校の6年間で、どのような形で接点を持つことになるか分からないものです。入会しないことはリスクも伴います。入会するからには、一度は役員を経験することになるでしょう。せっかくの機会ですから、入るのであれば有意義な経験にしたいものです。
参考
嶺町小学校PTOとは|東京都大田区嶺町小学校PTOウェブサイト
はじめに|札幌市立札苗小学校保護者と先生の会
PTA活動や地域行事は面倒?実はメリットがいっぱい|日経DUAL
PTA役員の断り方!絶対にやりたくない時に免除になる辞退理由は?|なんでも情報発信局
PTA役員・委員は必ずやらなくちゃダメ?今や仕事は言い訳にできない小学校PTAのホントのところ|ママノワ
PTA役員決めトラブルを防ぐ!断り方・辞退の方法10と失敗談|マーミー
小学校PTA役員の仕事内容と選ぶ時のポイント|なんでも情報発信局
小学校PTA役員・委員のお仕事|学校たんけん隊