ケースがないままではいけない理由
消しゴムケースがボロボロになったら、ケースをはずして使えばいいと思う人もいるかもしれません。しかし、実は、現在「消しゴム」の主流として一般的に使われているプラスチック消しゴムには、紙ケースをつけておいた方がいい理由があるのです。
プラスチック消しゴムには、鉛筆で書いたものをよく消えるようにするための工夫がいくつかあります。そのひとつがプラスチックを軟らかくする添加物。これは、消しカスを出しやすくするためのものです。そのため、消しゴムがプラスチック製の筆箱や文具ケースなど別のプラスチックと直接触れていると、それを変質させてしまうこともあります。ですから、プラスチック消しゴムには紙ケースをつけておくことが望ましいのです。
おわりに
子供たちが毎日のように使う身近な消しゴムですが、そのケースをオリジナルで作ることには、楽しみもメリットもあります。また、消しゴムケースがないと、筆箱などを傷めてしまうこともあるので要注意です。楽しくモチベーションも上がるようなオリジナルの消しゴムケースを、ぜひ手作りしてみませんか。
参考
消しゴムががわいく!|woman excite
どこでもサイエンス(132) 消しゴムの紙ケースの存在意義 | マイナビニュース
最初はオマケだったMONO消しゴム、半世紀の道のり|MONO TRENDY|NIKKEI STYLE
MONO みんなのスタンダード消しゴム|トンボ鉛筆