卒業率の高い通信制大学をご紹介!気になる進路についても

通信制大学を選ぶ上で気になるのは、その卒業率。数年間の学習を経て、離脱することなく卒業できる学校を選びたいですよね。今回は、各校の卒業率だけでなく、卒業後の就職内定率や進路についてご紹介します。

卒業率の高い通信制大学

サイバー大学

サイバー大学は、2007年にソフトバンググループが創設した通信制大学です。完全にオンラインで授業を受けることができ、IT業界やビジネスにおける著名人から24時間いつでも授業を受けられます。授業ではコンテンツの視聴から、小テストやレポート、ディベートを実施。科目ごとに視聴と小テスト、レポートを繰り返す回数を決めています。単位習得試験もオンラインで受けられるため、一切学校に行く必要はありません。卒業時には、大学卒業資格を取得できます。帝京平成大学や佐賀大学などではサイバー大学のeラーニング科目を活用し、単位互換制度を取り入れています。卒業率は、76.8%です(2018年度3月時点。修業年限以内で履修を行う生徒の累計卒業率)。

卒業後の進路では、2018年3月卒業生で

現職の継続 99名(IT総合学部97名、世界遺産学部2名)
就職・転職 9名(IT総合学部9名、世界遺産学部0名)
起業 3名(IT総合学部3名、世界遺産学部0名)
そのほか(主婦・シニアなど) 19名(IT総合学部19名、世界遺産学部1名)

となっています。

法政大学 通信教育部

法政大学は、1947年に国内で初めて通信教育部を設立した大学です。単位取得のみならず、「測量士補」や「教員免許」「社会教育主事」などの多様な資格課程を用意しています。2018年度では、通信教育部に経済学部、法学部、文学部の3学部を設置。2015年3月末で累計21,120名と多くの卒業生を輩出しています。学部別には、法学部6,680名、文学部8,028名、経済学部6,412名。公式サイトによれば卒業率の年数は一律でなく、卒業率の算定は難しいとしています。年間では約300名が卒業しています。
通信教育部では、次のような就職支援を受けられます。「キャリアセンター」は、市ケ谷、多摩、小金井の3キャンパスに設置。専任職員やシニアアドバイザー、キャリアアドバイザーなどからキャリアや就職活動関連の支援を受けることができ。「公務人材育成センター」では、公務員や法曹界を目指す学生を支援します。公務員や法曹に関わる講座を開催して、試験や進学の対策を行っています。「教職課程センター」では、教員免許の取得から教員採用試験合格までをサポートしてくれます。

早稲田大学 人間科学部 通信教育課程(eスクール)

2003年に開設され、累計で1,300名以上の卒業生を送り出した早稲田大学人間学部のeスクール。ほとんどの課程をeラーニングで実施しています。科目の履修方法によっては、スクリーング(面接授業)なしで卒業することも可能です。広義の授業から、掲示板での質問や議論、レポート提出から小テストまでをオンラインで完結。1クラス約30名のクラス制を導入して、教員や担当科目に近い分野の研究を行う教育コーチ(修士以上の学位取得者)を各クラスに割り振っています。就職支援については、キャリアセンターで進路や就職に関わる生徒の将来設計を考えるため、総合サポートを実施しています。

人間総合科学大学 通信制

こちらは、「卒業率8割」をうたう卒業率の高い通信制大学です。卒業率の高さは、主に3つ理由があります。まず、「学生に負担をかけない学修システム」です。スクリーニング科目をオンラインで受講可能にしています。また、スクリーニング科目は選択科目であるため、卒業に必須ではありません。必要単位のうち7割は、インターネット試験で科目修了試験を受けられます。次に「分かりやすいオリジナル教科書」。教科書は、教員や専門スタッフの作成したオリジナルテキストを使っています。通信教育では、教育の教科書に授業の分かりやすさ、修了試験の合格率を左右されます。そのため、十分に分かりやすい教科書を作っています。
最後に「学ぶ意欲をサポートする担任制度」です。通信教育でモチベーションの管理は最も大変です。そこをサポートするため、学生それぞれに担任の先生がつき、4年生で選択必修の「総合演習」の指導、就職指導まで行います。「栄養士」「管理栄養士」「食品衛生監視員」「食品衛生管理者」「栄養教諭(一種)」などの資格を在学中に取得できるため、毎年9割以上の就職率を誇っています。

東京福祉大学 通信教育課程

こちらの大学が持つ特徴は学生へのサポート体制です。学習アドバイザーが学生の履修相談に乗ってくれるだけでなく、公式サイトから学生専用ページで情報取得や事務手続きを行うことができます。さらに国家試験対策や教員採用試験対策の講義も受講可能。2018年時点での過去5年間の卒業率は、修業年限でみると1年時入学卒業率(就業年数4年)が55.3%、3年時入学卒業率(就業年数2年)が40.1%、最長在学期間までの卒業率をみると1年時入学卒業率(最大8年)が60.9%、3年時入学卒業率(最大6年)は54.3%になっています。
進路支援では、毎日の授業を通してグループディスカッションでコミュニケーション能力やレポート提出で文章力の向上を図っています。就職の動機づけや社会人としての心構えを演習授業で身につけることが可能。2017年度の就職率は94.2%。163名が教員や公務員として採用されました。

日本福祉大学 通信教育部

公式サイトによれば、4年時在籍者の卒業率は52.9%(2004年度から2016年度の平均)。必修科目は2科目のみで、ほかの科目を自分の興味関心に合わせて選ぶことができます。また、スクリーニング単位を一部eラーニングで取得できます。オンライン上で単位取得試験を受けられ、課題レポートが少ないことも卒業率の高さにつながっているようです。資格では、「社会福祉国家試験」で10年連続全国大学1位、「精神保健福祉国家試験」では8年連続全国大学1位の合格者数を誇っています。就職の状況については、学生にしか情報を開示していませんが、資格などを活かして全国的に就職先の実績があるようです。

産業能率大学 通信教育課程

こちらでは、学生の興味関心に合わせて、経営コース、人材・組織マネジメントコース、ビジネス教養コース、心理マネジメントコース、スポーツマネジメントコースなど、9コースから選び、コース科目を中心に履修します。
入学者の8割が3年次に編入してくる通信制大学です。3年次編入生の標準学習期間(2年)での卒業率は、2017年3月度で69.3%という結果となりました。3年次編入ではスクリーニング科目なしで卒業可能であることや、卒業研究(卒業論文)が必須科目でないことなどが、卒業率の高さにつながっているでしょう。
2018年3月末時点では、就職内定率は99.4%という高さを誇っています。業種別では、卸売業・小売業が26.9%、サービス業が24.1%、情報通信業が20.7%と高くなっています。

大手前大学 通信教育部

こちらの通信制大学では、インターネット上の授業をスクリーニング単位に代替可能です。教育コンテンツは、すべて同学のオリジナル。個別に学習アドバイザーがつき、電話や学生専用サイトで質問して解決できます。また、特徴的なのが3ヶ月間で1期にする「クール制」。学習状況や希望に合わせて、学習計画を調整できます。卒業率は6割となっています。
2017年度の就職内定率は、97.1%。2018年3月度の就職内定者は、サービス業、卸売業・小売業が3割、製造業、建設・不動産業、情報通信業が1割となっています。

おわりに

気になる通信制大学を見つけられたでしょうか。卒業率や就職状況を参考にしながら、子供に合った通信制大学を見つけましょう。

参考

“卒業率が高い通信制大学を徹底調査! 【2018年最新版】|通信制大学情報局
卒業率の高い通信制大学ランキング|通信制大学ガイド
要チェック!就職支援のある通信制大学を総ざらい|通信制大学情報局
トップ|大手前大学 通信教育部
トップ|サイバー大学
トップ|法政大学教育学部
トップ|早稲田大学 人間科学部 eスクール
トップ|人間総合科学大学 通信制
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