通信制大学の卒業率ランキング一覧!授業内容や進路についても解説 - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

産業能率大学 通信教育課程

こちらでは、学生の興味関心に合わせて、経営コース、人材・組織マネジメントコース、ビジネス教養コース、心理マネジメントコース、スポーツマネジメントコースなど、9コースから選び、コース科目を中心に履修します。

入学者の8割が3年次に編入してくる通信制大学です。3年次編入生の標準学習期間(2年)での卒業率は、2017年3月度で69.3%という結果となりました。3年次編入ではスクリーニング科目なしで卒業可能であることや、卒業研究(卒業論文)が必須科目でないことなどが、卒業率の高さにつながっているでしょう。

2018年3月末時点では、就職内定率は99.4%という高さを誇っています。業種別では、卸売業・小売業が26.9%、サービス業が24.1%、情報通信業が20.7%と高くなっています。

早稲田大学 人間科学部 通信教育課程(eスクール)

2003年に開設され、累計で1,300名以上の卒業生を送り出した早稲田大学人間学部のeスクール。ほとんどの課程をeラーニングで実施しています。

科目の履修方法によっては、スクリーング(面接授業)なしで卒業することも可能です。広義の授業から、掲示板での質問や議論、レポート提出から小テストまでをオンラインで完結。

1クラス約30名のクラス制を導入して、教員や担当科目に近い分野の研究を行う教育コーチ(修士以上の学位取得者)を各クラスに割り振っています。就職支援については、キャリアセンターで進路や就職に関わる生徒の将来設計を考えるため、総合サポートを実施しています。

大手前大学 通信教育部

こちらの通信制大学では、インターネット上の授業をスクリーニング単位に代替可能です。教育コンテンツは、すべて同学のオリジナル。個別に学習アドバイザーがつき、電話や学生専用サイトで質問して解決できます。

また、特徴的なのが3ヶ月間で1期にする「クール制」。学習状況や希望に合わせて、学習計画を調整できます。

2017年度の就職内定率は、97.1%。2018年3月度の就職内定者は、サービス業、卸売業・小売業が3割、製造業、建設・不動産業、情報通信業が1割となっています。