親子で楽しめる春のイベント!キリスト教のイースターとは - cocoiro(ココイロ) - Page 2

親子とイースターを楽しむ方法

家族でイースターを楽しむための方法や遊びをいくつかご紹介します。創意工夫し、アレンジするとより楽しめるかもしれません。

卵を探す遊び「エッグハント」

エッグハントは、復活祭で一番注目のイベントと言っても過言ではありません。遊び方はシンプルで、親御さんたちがあらかじめ隠した卵を、子供たちが探すものです。子供たちは、パステルカラーの洋服やドレスを着て、見つけたエッグを入れるためのバスケットを持ってエッグハントを楽しみます。イースターエッグを公園や庭の芝生、家のなかなど、さまざまな場所に隠して、子供たちが見つけ出す遊びです。

隠すイースターエッグ自体のデコレーションを工夫したり、隠し場所を難しくしたり、エッグハントの地図を作ったりして、宝探しのようにエッグハントを楽しみましょう。

ちなみに、イースターのシンボルである卵とウサギは、この「エッグハント」で結びついています。諸説ありますが、16世紀から17世紀のドイツのお祭りでのエピソードの影響が大きいようです。あるイースターに子供たちがエッグハントをしていると、急にウサギが飛び出してきました。その姿に驚いた子供たちが、ウサギが元いた場所を探ってみると、イースターエッグがあったそうです。「ウサギが卵を産んだんだ!」と、このエピソードが広まるようになりました。

演劇でイースターを楽しむ「キリスト復活劇」

キリストの復活のストーリーを演劇にした「キリスト復活劇」を楽しむこともできます。一例として、米子伝道所日曜学校の子供たちは、『イエスさまの十字架と復活』というタイトルでイースター劇を催していました。この劇では、各場面を描写した巻物を背景、手の部分を動かせるペープサートを登場人物に使っていました。

ストーリーは、イエス・キリストがエルサレムに向かうところから始まり、ピラトや大祭司による裁判からゴルゴダの丘ではりつけられて亡くなり、復活するまでを描いたものでした。あくまで一例のため、どの部分を台本に入れて演じるかは自由ですが、基本的には死と復活のエピソードを欠かすことはできないでしょう。キリスト教関係の子供同士の集まりや家族で劇を作って演じてみると、よりイースターを楽しむことができるかもしれません。