子供が将来働くときに需要の「ある業界・仕事」、「ない業界・仕事」とは?! - cocoiro(ココイロ) - Page 2

女性が続けやすい・需要のある仕事

女性が続けやすい・需要のある仕事
昔は女性の就職というと結婚までの腰掛けという意味合いが強いもので、勤め始めて3年ほどすると寿退社を迫られることも珍しくありませんでした。最近では、女性が働きやすい労働環境が重視されており、一生独身を貫いて働く女性にとっても、家庭をもち出産、育児で一時職場を離れて再度復帰する女性にとっても、仕事が続けやすい環境が整っています。

また、適性や専門性を活かして女性が働き続けられる職業のなかには、人手不足で需要が高いものも少なくありません。どんな仕事が続けやすく需要があるのか、いくつか代表的なものを紹介します。

公務員

公務員は、景気の変動に左右されることがなく企業のように倒産のおそれもないことから、根強い人気があります。一般的な企業に比べて男女雇用の差がほとんどなく、女性でも重要なポストに昇進することが可能です。

年次休暇や産休、育休など休暇制度も整っており、最近ではイクメンパパとして男性が育休を取りやすい職場としても注目されています。国家公務員、地方公務員の別がありますが、さまざまな分野の仕事があり適性や専門性を活かして働くことができる仕事であるとも言えるでしょう。

保育士

待機児童の問題から保育所が不足しているだけでなく、保育士が充足していないことも明らかになりました。今後国や都道府県の対策によって保育所が増えてもまだまだ保育士の需要はあります。保育士は身近で可愛い盛りの子供に接しながら心身のバランスのとれた育成を目指すものです。

大学や専門学校等の保育士の養成機関を経て試験に合格することで採用されます。結婚や出産、子育てで離職しても、需要があるので子育ての経験を活かして職場復帰することも可能です。

看護師

少子化により日本の人口は減少傾向となっていますが、それでも看護師不足の状況は続いています。数年先には4人に1人は65歳以上の高齢者になることも予測されており、看護体制の充実を図る必要があるのになかなか充足することがありません。

人の命を見つめる仕事でありミスが許されない厳しい仕事ではありますが、それ以上にやりがいも大きいものです。また、看護師は生涯資格となる国が認めた資格であるため、結婚や出産で一度職場を離れても自分の都合で職場復帰が簡単にできるのも大きな魅力と言えるでしょう。

薬剤師

薬剤師の仕事内容は薬の調合や説明などを行うことです。

大学の薬学部を卒業し、国家試験を合格する必要があり、就職のハードルが高い仕事です。しかし、薬剤師になれば、薬局だけでなくドラッグストアなど全国各地で働く場所も多くあり、年収も高いため長く働き続けることが可能でしょう。

また、高齢化社会になるにつれ、将来的にはさらに薬を必要とする人の数も増えてくるでしょう。そのため、今後需要が伸びてくることも考えられます。

ネイリスト

美しさやかわいさは女性の永遠のテーマであり、最近ではメイクやヘアと同じ感覚でネイルアートをおしゃれに取り入れている女性も増えています。自宅で手軽にセルフネイルを楽しむ方もいますが、やはりプロのネイリストの高度なテクニックや最先端のセンスには敵いません。

ネイルアートでは、カラーやネイルストーン、ホログラム、ラメ、ビジューなどのネイルパーツをどのように組み合わせるかによってデザインは無限にあると考えられます。おしゃれに関心が高く手先が器用な女性であれば、楽しみながら仕事を続けることができるでしょう。

美容師

美容師の仕事はカットなどの作業はもちろん、接客・コミュニケーションも含まれています。そのため、美容師の仕事を機械やAIで代替することは難しいでしょう。また、美容室は全国数多くあるため、就職先に困ることはないでしょう。

また、高齢化社会を迎え、福祉の分野において、美容師の需要が伸びてくることも考えられます。