子供が将来働くときに需要の「ある業界・仕事」、「ない業界・仕事」とは?! - cocoiro(ココイロ)

需要のある仕事とは?将来性のみこまれる業界・仕事とは?

お花屋さんになりたい! 消防士になりたい! 将来について、夢を膨らませる子供たちについて、親は何ができるのでしょうか。また、何もしたいことのない、何も見つからないという子供たちもまだまだ多いでしょう。子供たちから職業について相談があったときサポートできるようにアンテナを張っておくのも、現代の親の勤めの1つかもしれません。小中学生の将来就きたい仕事についてのアンケートをみると10年前と現在では、その職種に大きな違いがあります。混迷する経済状況から安定性を求めるという理由もあるでしょうが、それだけでなく10年前に人気があった仕事がなくなっているという現実もあるのです。

適性や能力に見合った仕事に就いても、途中で仕事自体がなくなっては意味がありません。社会情勢や経済状況などを見ながら将来性があり、何年たっても需要がある仕事を選ぶ必要があります。そこで、今後需要のある仕事や女性が続けやすく、かつ需要のある仕事、仕事に就く心構えについて解説します。

今後需要のあると見込まれる業界・仕事

今後需要のあると見込まれる業界・仕事
現時点で存在する仕事の半分は10年後にはなくなると言われています。生命を維持することに直結する仕事や人材育成に関する仕事などは別として、流行りすたりのある仕事は数年後にまだ存在している保証はありません。

人口減少が加速していることから、労働力不足を補いコストを削減するためにさまざまな職場でロボットが登場しており、今後もAI搭載のロボットが人間に代わって仕事をすることも容易に予測されます。そんななかで、今後も需要があると見込まれる業界や仕事を見極めて就職することは重要なことであると言えるでしょう。

高齢者向けの仕事

現代は超高齢化社会に既に突入しており、数年後には人生100年も珍しくなくなるという話もあります。60歳定年制が撤廃されつつあり、65歳に先送りされた年金支給開始年齢も今では70歳という案が検討されています。

現在では再雇用やシルバー人材活用が主な高齢者の仕事となっていますが、これからは高齢者ならではの知識や技術、経験を活かした新たな仕事の展開が期待されています。現代の高齢者はパソコンやスマホなどに精通しており、肉体労働以外のクリエイティブな仕事にも活用が図られることでしょう。

インバウンドの増加による観光の仕事

ここ10年、日本を訪れる外国人観光客の数は右肩上がりで増加しています。その背景には円安で日本への旅行がしやすくなったこと、東南アジアを中心としてビザが緩和されたことなどが理由として挙げられます。

2020年には東京オリンピックも控えており、日本への関心はますます高まることでしょう。一般的なツアーではなく、個人やグループのニーズに沿ったディープでオリジナリティの高い観光が求められているため、創意工夫することによってさらに需要が高まることが考えられます。

ITに関連する仕事

ITは情報技術のことですが、具体的にいうとコンピュータやネットワークに関する技術を指すものです。現代の生活では、インターネットを使った情報検索やSNSやスカイプを使った連絡などはなくてはならないものとなっています。

ITは最先端の技術とアイデアがあれば、まだまだ進化させることが可能な分野です。アプリやゲームの開発ばかりでなく、さらに生活を便利に豊かにできる可能性を秘めているため今後も需要がなくなるということはないでしょう。

外国語に携わる仕事

地続きで国境のある国とは違い四方を海で囲まれている島国、日本は古くから外国人と接触することに成れていませんでした。しかし、現在では世界的な日本ブームもあり、世界各地から日本を訪れる観光客や移住者も増加しています。

現在国内は労働力不足に陥っており、国には外国人の労働を緩和する動きがあります。これまで以上に日本で暮らす外国人の数が増えることを考えれば、外国語をマスターしておくことでできる仕事の幅が広がります。

エンタメ業界の仕事

エンタメ業界とは、映画や音楽、お笑いなどのエンターテイメントを扱う業界の総称です。技術の発展によって、より高度なエンターテイメントが楽しめるようになるでしょう。また、仕事のAI化が進むと、単純作業などをAIが行うため、今よりも空いている時間ができるでしょう。そこでエンターテイメントへの需要が高まってくるため、今後は、需要が高まっていく可能性が高いです。