バーテンダーになるために必要なスキルや資格をご紹介! - cocoiro career (ココイロ・キャリア)

バーテンダーというと、シェイカーでカクテルを作っている姿をイメージする方が多いのではないでしょうか。お酒を提供することがバーテンダーの仕事であることは間違いありません。ただ、バーテンダーの仕事はイメージしているよりも幅広く、専門的です。世界中のお酒の種類や味を覚え、カクテルのレシピを覚え、そのときの客の気分や好みに合わせて、満足してもらえるお酒を提供するのがバーテンダー。今回は、そんなバーテンダーの仕事とバーテンダーになるための方法をご紹介します。

バーテンダーの仕事内容

バーテンダーの仕事内容は、バーに訪れた客の要望を感じ取り、客に合わせた接客をすること。また、客の要望に合わせたお酒を作って提供することも仕事です。これだけ聞くと、簡単な仕事だと思いがちです。

ただ、バーに来店する客は本当に多様な事情を抱えている場合もあります。仕事で大失敗して落ち込んだ気持ちでバーに訪れる人もいるでしょうし、うれしいことがあってウキウキした気持ちでバーに訪れる人もいるでしょう。そんな、すべての客を会話で満足させるのもバーテンダーの仕事です。

さらに、酔っ払ってしまった客の相手をするのもバーテンダーの仕事のうち。他にも、バーの掃除をしたり、グラスを磨いたり、仕込みをしたりという雑務も行われています。お酒を作って提供するだけにとどまらず、どんな客にも満足してもらえるように最善を尽くすのがバーテンダーの仕事です。

バーテンダーの給料

バーテンダーの給料は、経験やスキル、働いている地域などによってかなり変わってくるようです。一般的には繁華街の方が給料は高く、人が少ない田舎の方が給料は低い傾向があります。また、アルバイト、正社員、マネージャークラス、オーナーなどの段階によっても給料は変わってきます。

平均時給レポート2018年12月号(an report)」によると、バーテンダーの平均時給は1,350円で、全国平均の1,045円を大きく上回っています。同じフード系のレストランは999円、厨房・キッチンは978円、デリバリーは1,038円。他の「飲食系」と比べても高めです。アルバイトとしての時給は比較的良いと言えるでしょう。

正社員になると、月々の給料は20万円から30万円ほどになることが多いようです。初任給は、一般的な企業と大差はなく20万円前後。経験を積んで、マネージャークラスや独立してオーナーになり店舗経営をするようになれば、より高い報酬を望むことができます。

バーテンダーに必要なスキル

バーテンダーに必要なスキルは、お酒の知識とお酒を作る技術、おもてなしの心です。

まずは、お酒の知識がないとバーテンダーは務まりません。世界中のお酒の名前だけでなく、味や香り、他のお酒との相性や料理との相性などお酒に関する幅広い知識が必要になります。また、お酒を作る技術も必要です。

そして、客を満足させるお酒を作るためには、知識と技術だけではなく、おもてなしの心が必要になります。客の気持ちに沿った会話や節度を守るなど、基本的な部分も、大切なスキルとなるのです。