お店で経験を積む
資格を持っていることはバーテンダーとして自分を売り込むには有効です。しかし、実際のバーテンダーの仕事は、客がバーを挟んで目の前にいるときに真価が問われます。資格を取る際に、バーテンダーとして働いていることが条件になっていることからも、お店での経験が大切であることがよく分かります。また、正社員の求人でも、バーテンダーとしての経験を条件としていることが多いようです。
コンペティションで優勝する
バーテンダーとして自分の名前を高めるには、権威あるコンペティションで優秀な成績を残すことも有効な手段です。日本で一番権威あるバーテンダーのコンペティションは、全国バーテンダー技能競技大会で、2018年までで45大会が行われてきました。
優勝者には厚生労働大臣賞、開催地知事賞・市長賞の授与、世界大会出場権の獲得等、最高の栄誉が与えられます。
(引用元:主な活動|社団法人日本バーテンダー協会)
それ以外にも、パフォーマンスを取り入れたフレアバーテンディングの技術を競う全国フレア・バーテンダー技能競技大会や、20歳以上28歳以下の年齢を対象にした全国エリート・バーテンダー・カクテル・コンペティションなどがあります。条件に合うものを見つけて挑戦してみるといいでしょう。
まとめ
バーテンダーはお酒を扱うプロフェッショナルです。また、お酒の知識だけでなく、客を満足させるために常に技術を磨き、幅広い話題を提供するおもてなしの心も必要になります。
未成年のうちからお酒を飲むことはできません。ただ、ノンアルコールのカクテルを飲むことは未成年でも可能です。お子さんの最初の客として、広い視野を持って会話を楽しみながらサポートしてあげてください。
参考
資格認定制度|社団法人日本バーテンダー協会
認定試験|NPO法人 プロフェッショナル・バーテンダーズ機構
認定試験一覧・概要|一般社団法人日本ホテルメンバーズ協会
バーテンダーの仕事|Career Garden
バーテンダーになるには? 未経験のアルバイトから憧れの仕事へ!|タウンワークマガジン