バーテンダーになるために必要なスキルや資格をご紹介! - cocoiro career (ココイロ・キャリア) - Page 2

バーテンダーに向いている人

まずは、お酒が好きな人がバーテンダーに向いていると言えるでしょう。お酒の味が分からなければ、客に愛されるようなお酒を作ることはできません。お酒が強い必要はありませんが、お酒の知識を増やすために、いろいろなお酒を飲んだり、それぞれのお酒の特徴を知ったりすることは、バーテンダーになるには大切な要素でしょう。

また、聞き上手であることも大事です。何度も訪れてくださる客に毎回話題を提供する側では、どんなに話題が豊富でもネタが尽きてしまいます。しかし、客の話題を引き出すことができれば話題に困ることはありません。

聞き手に徹することで、客が何を考えているのかも分かりますし、それをサービスにつなげることができれば、より愛されるバーテンダーとなることができるはずです。

バーテンダーになる方法

バーテンダーになるには、特別な資格を持っている必要はありません。学生でもアルバイトでバーテンダーになることはできます。ただし、バーテンダーを生業としていくには、資格を取って正社員として採用してもらったり、コンテストで優秀な成績を残したりして、実力を磨く必要があります。ここでは、より良いバーテンダーになる3つの方法をご紹介します。

資格を取る

バーテンダーに関連する資格にはさまざまな種類があります。一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会が行っている、カクテルアドバイザーやバーテンダーの養成学校であるバーテンダースクールを卒業すると受験することができる「ジュニアバーテンダーライセンス」などです。今回はその中でもメジャーな一般社団法人日本バーテンダー協会の資格認定試験をご紹介します。

日本バーテンダー協会が行っている資格試験の種類は2つ。1つ目は、バーテンダー 呼称技能認定試験(2013年から実施)です。日本バーテンダー協会の会員でも、非会員でも受験することが可能です。受験資格は以下のとおりです。

N.B.A.正会員の受験資格はアルコール飲料を取り扱う飲食・サービス業に従事し、満20歳以上の者。

(引用元:資格認定制度|一般社団法人日本バーテンダー協会

非会員の場合は、飲食業でバーテンダーを職業とする満20歳以上の方です。
受験料は、会員なら5,400円、非会員なら21,600円です。試験科目は学科のみで、「改訂 NBA新オフィシャル・カクテルブック」(柴田書店)より酒類問題が出題されます。

2つ目は、インターナショナル・バーテンダー呼称技能認定試験です。こちらの試験は、日本バーテンダー協会の会員でないと受験することができません。受験資格は以下の通りです。

N.B.A.会員限定。協会在籍3年以上、実務経験7年以上の会員で、バーテンダー呼称技能認定を取得して2年が経過した満25歳以上の者

(引用元:資格認定制度|一般社団法人日本バーテンダー協会

受験料は5,400円。試験科目は学科と実技に分かれており、どちらも合格点以上を取らないと合格することはできません。

どちらの試験も、合格して認定料を支払えば、認定書と認定バッチが配布されます。また、試験は年に1回で11月ごろに行われます。