児童手当は子供のいる世帯に支給される給付金ですが、詳しく把握できていない方も多いのではないでしょうか。今回は千葉市にお住まいの方に向けて、児童手当の対象や支給される金額、千葉市での手続きの仕方、また、そのほかに利用できる子育て支援サービスをご紹介します。
もくじ
教えて!千葉市の児童手当の概要
まずは児童手当の目的や対象、支給金額など概要をご紹介します。
児童手当制度の目的って何?
児童手当とは次世代を担う子供が伸び伸びと育つことができるように、子供を持つ家庭に一定額支給される手当のことを指します。すぐに体が大きくなって服を買い換えなくてはいけなかったり、塾や習い事といった教育費用が想像よりも必要となったりと、何かとお金が必要となる子育て世帯の家計を支える制度というわけです。
千葉市の児童手当の対象は?
千葉市の児童手当は千葉市に住んでいる0歳以上、中学年以下の子供を対象として支給されます。ただし、児童手当は0歳から支給対象ではありますが、申請するまでもらうことはできません。原則、児童手当の申請は子供が生まれてから15日以内に実施するように決められています。
もちろん、忘れていた場合など後から申請することもできます。ただし、申請した後からしか児童手当を受け取ることができません。申請前にさかのぼって受給できないことに注意してください。
千葉市の児童手当の金額は?
手当の金額は子供の年齢によって変わります。3歳未満の子供は月に1人あたり15,000円、3歳から中学生までは10,000円の児童手当を受け取ることができます。
また、高校生以下、つまり18歳の最初の3月31日を迎えるまでの子供を3人以上育てている場合、3人目の子供からは小学校を卒業するまで、15,000円の児童手当を受け取ることができます。つまり、子供1人につき、年間60,000円から180,000円も支給されるのです。
【支給額】
(参照元:児童手当|千葉市)
児童手当の所得制限って何?
児童手当は一定以上の所得がある場合、子供の年齢に関係なく5,000円しか受けとることができません。つまり、通常より、10,000円から5,000円程度少ない支給額となってしまうのです。一定の所得の例として、千葉市では以下のように示しています。
【所得制限】
(参照元:児童手当|千葉市)
ここで示されている数字はあくまで目安です。実際に所得を計算する場合は特別控除などを加味して算出する必要があるため計算式が複雑です。自分自身が所得制限にあてはまるかどうか、正確な情報を知りたい場合はお住まいの区の保健福祉センターに確認するといいでしょう。
千葉市の児童手当はいつもらえるの?
千葉市では原則として、6、10、2月の13日に、それぞれ前月分までの児童手当が指定の口座に振り込まれます。つまり。6月13日には2月から5月までの児童手当が振り込まれることになります。ただし、児童手当が振り込まれる月の13日が土曜日、日曜日、祝日にあたる場合は、その直前の平日に振り込まれることになります。