立教女学院小学校の特色
立教女学院小学校の特色はどのようなところにあるのでしょうか? 確認してみましょう。
動物介在教育の実践
立教女学院小学校では、動物介在教育を2003年から実施しています。
動物介在教育とは、学習の目的を達成するために命のある教材として動物を活用して行われる教育のことです。立教女学院小学校では、トレーニングを受けた犬が、子供たちと関わりながら生活しています。犬のお世話係をバディ・ウォーカーと位置づけて、高学年の子供たちが犬の面倒を見ています。
現在は、ラブラドール・レトリーバーとエアーデル・テリアの2頭が学校で活躍しています。
服装が自由
立教女学院小学校は、創立以来制服を制定したことがありません。個性を発揮することを大事にしているためです。その場にふさわしい服装をすることで、豊かな感性を養うことを目的としています。
【2019年度】立教女学院小学校の入試情報
立教女学院小学校の2019年度の入試情報を見てみましょう。
募集要項
募集定員は女子児童72名。
学費・諸経費
2019年度の入学金は30万円。施設費に30万円。藤の会という保護者のための会の入会金に1万円がかかります。
学費は、月額49,000円。保険冷暖房費に2,000円。維持費に3,000円。校納金として、保護者会会費1,500円、児童費2,100円、給食費10,100円かかります。
年額で計算すると、入学金が61万円。学費は、諸経費込みで年間81万2,400円かかります。
入試について
受験スケジュール
参考までに2019年度の受験スケジュールをご紹介します。
願書は、9月3日から10月3日の期間中、一冊500円で小学校事務で販売されます。10月1日から3日の消印有効の郵送での出願受付になります。9月8日に行われた校舎見学会でも願書が販売されたようです。受験料は3万円です。
入学試験は11月3日に実施。11月5日に郵送で合格発表が行われました。入学手続きは11月6日から受付が始まります。
2020年度のスケジュールはまだ発表されていませんが、受験を考えている家庭ではスケジュールを参考にして準備をすると良いでしょう。
選考方法
試験は、ペーパー試験と行動観察、運動試験が行われます。
ペーパー試験では、お話の理解や記憶、図形選び、数の数え方、常識についての内容の試験が行われるようです。
行動観察、運動試験では、手先の器用さや、身体能力を見ます。パズルや箸を使ったゲーム、ひも通しや粘土のほか、自由に遊ばせて子供たちがどんな遊びをするのかを見るようです。
本人と保護者同伴の面接もあります。面接では、小学校から女子校に通わせたい理由などを聞かれるようです。
手先をうまく使うことを求められる試験内容があるので、立教女学院小学校の受験を考えるなら、日常生活から子供の手先の器用さを鍛えるのが良いでしょう。
過去の志願者数
小学校受験に関する情報誌を発行している株式会社バレクセルによって運営される「お受験じょうほう」に掲載されている小学校受験対策研究所調べのデータによると、2019年度の志願者数は594名。合格者は95名でした。倍率は6.3倍です。
立教女学院中学校、立教女学院高等学校へ進学できることから、人気の女子校となっています。小学校から系列短期大学までが同じ敷地内にあるというのも魅力です。
終わりに
立教女学院小学校の歴史や特色、受験情報をご紹介しました。キリスト教の教えを基にしながらも、個性を大切にのびのびと学校生活を送れる教育一貫校として人気があります。受験校選びの参考にしてみてください。
参考リンク
立教女学院小学校
立教女学院小学校 |お受験じょうほう
立教女学院小学校|みつめる21
立教女学院小学校|インターエデュ