立教女学院小学校の歴史や特色とは?受験情報も紹介

立教女学院小学校は、キリスト教の教えを基に個性を重視した教育を行っています。また中学、高校、短期大学まで系列校が同じ敷地にあり、通学しやすいのが魅力の一つなのではないでしょうか。当記事では歴史ある立教女学院小学校学校の歴史や特色、詳しい受験情報についてご紹介します。

立教女学院小学校とは

立教女学院小学校は、独自の「立教女学院ビジョン」を掲げています。

キリスト教の教えを基に、心身の発達に応じて初等普通教育を行い、福祉と世界平和に貢献できる女性の人格の基礎を作ることを目的としています。明るく自由な雰囲気の中で、1一人1一人の個性を大切にした教育を行っています。

また、卒業後は立教女学院中学校、立教女学院高等学校へ進学することもできます。一貫した教育を受けられるのも魅力です。一定の要件を満たす人は、進学後に立教大学の推薦枠を受けることもできます。

立教女学院小学校の歴史

立教女学院小学校は、1877年にアメリカ聖公会の宣教師として来日していた米国人のウィリアムズが、立教女学校を文京区の湯島に創立したことから始まります。

1931年には、付属尋常小学校が設立されます。1947年の学制改革により、現在の立教女学院小学校となりました。2019年には、小学校創立88周年を迎える歴史ある小学校です。

立教女学院小学校の教育理念

立教女学院小学校では、3つの子供像を設定しています。

・健康で明るい子

健康というのはバランス感覚に優れているということを指します。不安定な中でも、バランスを崩さずに保っていける健康とバランス感覚を身につけます。

・すすんで行動する子

物事を始めるときは、やってみようという気持ちとためらいの気持ちがあるものです。気持ちがせめぎ合う中でも自発的に行動できることを大事にしています。

・まわりの人を大切にする子

身近な、周囲の人たちを大切にする思いやりと、共感する心を大切にしています。

立教女学院小学校ではこの3つの子供像を実現するために、学校を知的な豊かさを協働的に探究し、学び合う場と位置づけています。幼いときに身につけた良い習慣は一生のものです。キリスト教の価値を軸に、良い習慣を繰り返し身につけていき、人間としての品格の良さを育むことを目標としています。

6年間の学校生活

立教女学院小学校のカリキュラムは、一般教養の国語・算数・理科・社会・生活・音楽・図画工作・家庭・体育のほか、キリスト教の授業を採用しています。また、5、6年生になると外語活動の時間も増えます。

学年別の授業の様子をご紹介します。

1年生から3年生までの授業は?

低学年では、人と関わり合いながら成長していってほしいとのことから、友達と遊ぶ機会を大事にしています。外で自由に遊んでみたり、大きな集団で遊んだりと遊びをとおして人とどう関わり合っていくかを学ぶ、「なかよし」の時間を1、2年生を対象に週1時間設けています。この取り組みは約30年続けられてきました。

また、学校の環境だけでなく、家庭や周囲の人たちとの時間や関係を大事にしてほしいという理由で、勉強道具を原則として学校に置いておくようにしています。そのため、1、2年生ではランドセルを使用していません。宿題など必要なときだけ持ち帰ることになります。

週に1回聖書の時間があり、イエス・キリストの生涯から人間としての生き方を学びます。3年生からは週1回ネイティブスピーカーの先生との英語に親しむ授業が実施されています。

4年生から6年生までの授業は?

高学年からは、低学年で養った基礎によって個人の理解を深め、自主的に学習に励む姿勢を育成します。国語と算数は学級担当が行いますが、社会・理科・音楽・図工・体育・家庭・習字・聖書の教科は専任の教科担当が授業を行います。

4年生からは週2回英語の授業が行われるようになります。グループ活動などをとおして楽しく英語表現ができるようになることを目指します。

教科学習以外にも、課外活動や体験活動をとおして、生活していくための知識や協調性、問題を解決していく力、リーダーシップなど総合的な人間力を養います。