ニキーチンの積み木って何？市販の商品や遊び方、書籍を紹介！ - cocoiro（ココイロ）

「レンガつみ」も積み木を使って遊びます。立体を平面図で表現することを学びます。「ソファ」「いす」「戦車」などの題材を上下左右から見た図面を使い、そのとおりに積み木を積んでいきます。「レンガつみ」で使う積み木の形は、比率が1:2:4である必要があります。

「組立て設計局」というユニークな名前の遊びは、積み木などよりも図画工作の課題に近いものです。形を似せて作るだけでなく、ある一定の技術的課題をクリアするようなものを要求するのが「組立て設計局」です。

上述の論文「ニキーチンの知育玩具の紹介」によると、課題としては「椅子、荷車、ブランコ、天秤秤、風カエンジン」などがあるそうです（142ページ）。例えば、荷車なら荷車の形を作るだけでなく車輪が回るようにする、などの課題が考えられます。

まとめ

子供の自主性を重視しながら、想像力を育む遊びをたくさん考案したニキーチンと、ニキーチンの積み木についてご紹介しました。単に知育玩具として子供に与えるより、大人も一緒になって遊ぶとよりその真髄を味わえそうです。積み木を購入するのももちろん、子供と色塗りから一緒に作ってみても面白いかもしれません。