『ニキーチンの知育遊び』ではそのほかの遊びも紹介
市販で手に入りやすいニキーチンの積み木は上記3種類です。そのほかにも『ニキーチンの知育遊び』では複数の積み木・パズル遊びが紹介されています。手作りしやすいものも含まれています。
モンテッソーリの型合わせ
ニキーチンはモンテッソーリに影響を受けていたそうです。モンテッソーリ教育でも、積み木などの「教具」と呼ばれる知育玩具が使われます。
そのうちの1つが「モンテッソーリの型合わせ」です。四角形の厚紙の中を、丸・四角・星などさまざまな形に切り抜き、型合わせをしたり鉛筆で形をなぞったりして遊びます。鉛筆や定規の使い方を学べるほか、幼児のうちから図形の名前を覚えることができるそうです。
猿まねごっこ
先生役になった人が積み木で作った形を、生徒役の子供が真似をする遊びです。先生役を追いかけて真似をするので「猿まねごっこ」という名前になったようです。
大阪電気通信大学工学部の「ニキーチンの知育玩具の紹介」という論文によると、「幼児のものまね能力の発達あるいは消滅の程度を知ることができる」遊びになっています(141ページ)。
点あそび
「点あそび」もカードを使った遊びです。4色のカードに、数字を使ったり、サイコロのような黒い点を使ったりして数字を書いていきます。すべて混ぜてから数字の小さい順・大きい順に並べ替えたりして遊びます。「数」が数えられるようになってきた子供と遊ぶのに向いていそうです。
(参照元:点あそび from ニキーチンの知育遊び | チビ太のおもちゃ箱☆)
形おぼえ
「形おぼえ」は名前のとおり、問題に書いてある形を見て記憶し、同じように自分で書いてみる遊びです。記憶力や把握力が鍛えられる遊びですが、子供が必ずできる簡単な問題から始めることが大切そうです。上達すると、問題を見ないで描くことができるようになるそうです。