読書感想文の題名を書くポイント
読書感想文の題名は、内容と乖離しすぎないこと、簡潔に書くことが大切です。読書感想文の本文をすべて書き終えた後に題名をつけると、内容と題名に差異が出にくくなります。題名のつけ方を、例文と共にご紹介しますので参考にしてください。
シンプルな題名
1番簡単な題名のつけ方です。
- 『ルラルさんのだいくしごと』を読んで
- 『こんぴら狗』と共に旅をする
- 『いのちは贈りもの:ホロコーストを生きのびて』が私に教えてくれたこと
本のテーマに触れる
本のテーマに触れた題名にすると、題名で大まかな内容を伝えられるので読書感想文がより読みやすくなります。
【友情がテーマの場合】
- 友達の大切さ
- いじめをなくすために私にできること
- 仲間がいることで救われる思い
【感謝がテーマの場合】
- 「ありがとう」という言葉が持つエネルギー
- 私が「ありがとう」を伝えたい人
- 感謝の気持ちを持ち続けるということ
【夢がテーマの場合】
- 夢を諦めない
- 私の夢
- 自分らしく生きる
本の題名を入れて感想を書く
本の題名と簡潔な感想を書くと、題名だけでどんな感想を持ったのかを伝えられます。一言で強烈なインパクトを残せるのでおすすめです。
- 10年後にもう一度読みたい『星の王子さま』
- 人生の哲学書『星の王子さま』
- 『星の王子さま』から学んだ友情
登場人物の名前を入れる
登場人物の名前を入れると、本の中で生きている登場人物が、まるで隣にいるかのように感じられ、登場人物に親近感が湧きます。それは、読書感想文を読む人にも伝わり、より読書感想文に引き込まれます。
- メロスはなぜ友を人質にしたのか
- まっすぐな男メロス
- なぜか憎めないディオニス王の人間性
著者の名前を入れる
著者の名前を入れることにより、本の感想だけにとどまらず、著者の思いを考察していることが伝わり、その読書感想文をより読みたくなります。
- 太宰治が伝えたかったメッセージとは
- 太宰治と出会って人生観が変わった
- 太宰治と私