『星の王子さま』の作品紹介
では、『星の王子さま』がどんな作品なのか、あらすじと作者についてご紹介します。
『星の王子さま』のあらすじ
操縦士の「ぼく」がサハラ砂漠に不時着し、飛行機を直していたところ、「星の王子さま」と出会います。家ほどの大きさの星からやって来たという王子さまは、1輪のバラの花と喧嘩したことをきっかけにほかの星を見る旅に出たのです。「ぼく」は、王子さまから地球の前に訪れた6つの星の話を聞きます。
著者・サン=テグジュペリの人物像
名門貴族の子弟としてフランスのリヨンに生まれます。海軍兵学校の受験に失敗後、兵役で航空隊に入り、除隊後、航空会社の路線パイロットとなって、多くの冒険を経験し、自身も砂漠に不時着した経験があります。その後、1929年に『南方郵便機』を発表し、以後『夜間飛行』、『人間の土地』、『戦う操縦士』(いずれも新潮社)、『星の王子さま』などを発表し、行動主義文学の作家としても活躍しました。
終わりに
『星の王子さま』は、大人が読んでも子供が読んでも楽しめる奥が深い小説です。そのときどきによって、感じ方もさまざまなのではないでしょうか。ぜひ、子供に『星の王子さま』をおすすめして、そのときに感じたことを読書感想文として書き記すように促してあげましょう。その際は当記事を参考にしてみてください。
参考リンク
サン=テグジュペリ|新潮社
星の王子さま|株式会社セラム
星の王子さま|新潮社