大学生の読書感想文の書き方!本の選び方からポイントまで総まとめ - cocoiro(ココイロ) - Page 2

『告白』(双葉社)

著者:湊かなえ
大学生の読書感想文におすすめの理由

自分が思ったこと、意見を考えるきっかけになるからです。湊かなえはそれぞれの人物の視点から1つのシーンを描くのに長けているので、各登場人物に共感しやすいです。 そのため誰が悪い、悪くないといっただけではなくその理由を考えられるよい題材だと思います。

(引用元:大学生の読書感想文におすすめの本42選|BOOKCASE)
例文
私が『告白』で最も興味深かったのは、登場人物それぞれの剥き出しの感情だ。憎しみや苛立ち、嫉妬、欲望、裏切りなど、日常では内に秘めがちな感情が、殺人という非現実的な出来事がきっかけで表面化される。この物語は、章ごとに異なる登場人物の“告白”から成っているが、皆ある種身勝手な闇を語っている。
娘を殺された教師の森口先生は、復讐を終え、満足感が得られたのだろうか。大切な我が子を奪われた母親の悲しみは如何ほどだろう。

『夜回り先生』(小学館)

著者:水谷修
大学生の読書感想文にお薦めの理由

特に教員を目指す大学生にお勧めで、教師を目指すうえでの「教えるノウハウ」以外の生徒とのふれあいの部分に重きを置いて書かれているからです。 彼らがそれぞれに抱えている問題と教師としてどう向き合っていくべきかを考えるきっかけとなる一冊だと感じました。

(引用元:大学生の読書感想文におすすめの本42選|BOOKCASE)
例文
これは、夜回り先生こと著者の水谷先生が実際に経験された実話が記載されている。水谷先生が救った生徒の話、救うことができなかった生徒の話、数々の逸話から見えていたのは、水谷先生の手助けによって花を咲かせようともがく、生徒達の逞しい人間力だ。水谷先生は、「どんな子供でも、花の種と同じで、親や学校の先生、地域の大人やマスコミを含む社会すべてが、大事に大事に育てれば、必ず美しい花を咲かせるのだ」と語る。まずは、私自身も、周りの人や自分自身の可能性を信じられるようになろうと思った。

『多動力』(幻冬舎)

著者:堀江貴文
大学生の読書感想文にお薦めの理由

小、中、高、大と言ってしまうと親、学校の先生の言うとおりの選択をし、レールに沿った人生を歩んできた大学生は、卒業すると初めてレールの敷かれていない社会に出ることになります。そんな社会で自分の進みべき道を照らしてくれる光を与えてくれる本なので、是非大学生に読んで欲しいです。

(引用元:大学生の読書感想文におすすめの本42選|BOOKCASE)
例文
私は昔から飽き性で、好きなことや趣味も長く続くことはなかった。そして、それを短所として捉えていた。しかし『多動力』では、飽きるということは慣れて余裕が出るということ、没頭して飽きるを繰り返せば、様々な分野において見聞が広がると著されていた。『多動力』を読んで、単一的なものの見方をするのではなく、多方面から判断しものの本質を見極めることの重要性を学んだ。