小学生の我が子が異性の友達と仲良くしているところを見ると、「ひょっとして、付き合っているのかな?」と思う親もいるかもしれません。今どきの小学生はどのような恋愛をしているのでしょうか? 当記事では小学生の恋愛の実態と、我が子の恋愛に関して親がすべきことについてご紹介します。
もくじ
小学生だって恋愛をする!今どき小学生の恋愛事情
今どきの小学生たちは、どのような恋愛をしているのでしょうか? まずは小学生の恋愛の実態について見ていきましょう。
高学年の10%が「交際経験あり」
小学生の恋愛について、実際のアンケート調査の結果をご紹介します。ベネッセ教育情報サイトでは2012年12月に、全国の小学5年生から大学1年生の保護者に子供の恋愛状況についてアンケート調査を実施しました。対象者数は1,478人です。
アンケートでは、子供の恋愛事情についてある程度把握している親を対象に、子供に男女交際の経験があるかどうかを尋ねています。学年別の回答結果は以下のようになっています。
(引用元:どこまでご存じ!? お子さまのバレンタイン&恋愛状況|ベネッセ教育情報サイト)
調査の結果、小学校高学年である5年生、6年生では平均して約10%の子供の親が「男女交際の経験あり」と回答していることが分かります。仮に1学年が100人だとすると、10人が交際経験があり、1学年に最大5組のカップルが生まれていることになります。
交際経験ありの子供の数は小4から小6で5倍に!
ご紹介したグラフでは、男女交際の経験があるのは4年生では2.7%、6年生では13.7%となっています。小学4年生から6年生にかけて、実に約5倍に増えているとも判断できます。
高学年になると、思春期が訪れる子供が増えていきます。異性を意識し始める子供も多く、友達から恋愛関係へ進展した、という子供もいると考えられます。