協調性がないのは環境のせいかも？
幼稚園の先生からの報告によって、自分の子供には協調性がないと思い込んでしまうことも珍しくありません。「◯◯ちゃんはいつもひとりで遊んでいる」「うまく周りの子供たちとコミュニケーションがとれない」といったように、幼稚園の先生が周りの子供たちと比べた結果だけを報告しているケースも考えられます。
このようなケースもあるため、先生からの報告も参考程度に考える必要があります。幼稚園の発表会などの場や日頃の子供とのコミュニケーションに重きを置くことで、自分の子供に協調性がないというネガティブな思い込みをせずに済むでしょう。
幼稚園の先生が代わったことがきっかけで、協調性がないという短所がポジティブな個性、すなわち長所に変わることもあります。前の先生が「うまく周りの子供たちと遊べないと話していた」のにもかかわらず、新しい先生が「周りの子供たちのことをよく見ていて、優しいと報告する」といったように、先生によって評価は変化するものです。
幼稚園の先生の報告ばかりを真に受けてしまうと、子供大切な個性が失われていまうこともあるのです。あくまで、幼稚園の先生の報告は参考程度に、他にもさまざまな人から意見を聞くようにすると、子供の他の一面に気づくかもしれません。
まとめ
子供が幼稚園などの社会に出るようになると、協調性がないという短所ばかりに目が行ってしまうものです。しかし、子供の個性をしっかりと伸ばしてあげるためには、「本当に協調性がないのか？」「本当に短所なのか？」とあらためて考えてみる必要があります。
また、協調性がないという短所ばかりを気にしない、子供の話をしっかりと聞くといったルールを意識することも大切です。幼稚園の先生から「周りの子供たちと遊べない」と聞いていたのにもかかわらず、先生が代わることで、その評価自体が変化することも珍しくありません。
協調性がないという短所が目立ってしまったとしても、小さなハードルを設け、長所を伸ばすことで、協調性がないという短所の捉え方を変えることができます。
参考
遊びや家庭の中でもできる！お子さまが協調性を身につけるために保護者ができること！│Benesse
わが子を協調性ある子どもに育てる3つのコツ！│Gymboree
子ども協調性がない…もしかして発達障がい？協調性を育むオススメの習い事│ジジキャッチコム
協調性が無いと指摘された息子。友達と遊ばない理由を聞いてみた│LITALICO発達ナビ
