高校受験の国語の特徴は?出題される学習分野別の勉強方法を紹介 ( 2 )

国語の基礎力の鍛え方

まずは、国語のどの分野でも共通して求められる国語の基礎力を鍛える方法についてご説明します。

学習分野ごとに必要な言葉の知識を増やす

国語の基礎として「語彙力」が挙げられます。現代文では漢字や慣用句、ことわざなどをより多く知っていることで、どのような問題が出題されても対応できますし、語彙力が鍛えられると小論文など自分の意見を表現する際にも、より豊かな表現が可能になります。また、古典では、古文と漢文のそれぞれに特有の表現方法や語彙が存在しています。現代文とは異なる意味をもつ似た発音の言葉が存在していたりすることもあり、現代文での知識だけに頼り憶測で回答をしてしまい誤答につながるというケースも少なくありません。

作品の背景知識を理解して正しく文章を読み解く

作品の背景知識を理解するということも大事です。もちろん高校受験では初見の文章が出題されることもあり、必ずしも自分が背景まで理解している作品が出題されるとは限りません。しかし、時代の移り変わりがどのように文学や評論に影響を与えたか、有名な作者はどのような時代背景で暮らしていたか、古典であればどのような歴史的背景の元にどのような音葉を使っていたかなどを知ることで、文章を正しく読み解くことができるようになるでしょう。

文章を構造的に捉える力を身につける

国語の受験では文章を構造で理解することで、本文で伝えたいもっとも重要な主張を捉えやすくなります。

ここで押さえておきたい文章構造として、主語や述語の関係、指示語、接続語などの「論理関係」を示す言葉と、対比・並立、倒置、比喩などの「修辞関係」を示す言葉です。これらは、文章の中でもっとも伝えたい重要な主張や論旨に繋がることが多いので、まずはこれらの言葉が文章中でどのように使われているか見つけることから始めるのもいいでしょう。