学校側の興味を引く内容を入れる
面接時、面接官は願書の内容を中心に質問をします。そこで、学校側が「もっと知りたい」と思えるような内容を入れておくようにしましょう。
また、読み手は似通った内容が書かれている何通もの願書に目をとおしています。クリエイティブで面白さがあったり、話のリズムとテンポが良いものは読み手の興味を誘います。そのような願書は記憶にとどまり、「どんな家族なのか実際に会ってみたい」「話しをしてみたい」と思うものです。願書に一工夫するためにも、読み手側の立場に立って作成するよう心掛けましょう。
事実や真実のみを書く
読み手が最後まで読みたいと思えるような願書を書きたいからといって、嘘や偽りを書くのは良くありません。All About学習・受験ガイドであり、4人の子供の小学校受験を経験した高橋公英氏は以下のように述べています。
言うまでもなく願書がいくら重要だからといって、強い印象を与えるために「嘘」「偽り」を書いてはならない。なぜなら事実でないことは面接で見破られてしまうからだ。面接官は何年も毎年多くの受験生と保護者を見てきている。表面だけを見てごまかされたりはしない。
(引用元:入試は願書記入から始まっている|All About ビジネス・学習)
面接官は長年にわたって数多くの受験生と保護者を見てきています。事実や真実ではないことは、面接で話をしている中で明らかにされてしまうものです。そのため、経験していないことや思っていないことは書かない方が無難と言えるでしょう。どうしても願書に含めたい場合は、書いてあることを事実とできるように努めると良いでしょう。
終わりに
願書は学校側が家庭環境や受験生と保護者の人柄、子供に対する親の思いや考えなどを知ることができる貴重な資料です。願書を書く上でのポイントをおさえ、合格を勝ち取るためにもしっかりと書きましょう。記入後は面接に備えて、何度も読み返せるようにコピーを取っておくことをおすすめします。余裕をもって提出し、落ち着いて受験本番に臨みましょう。
参考
小学校&幼稚園受験 願書の書き方・写真準備 Q&A|All About
入試は願書記入から始まっている|All About
受かる!入学願書の書き方|小学校情報フェア
受かる入学願書とは? 書き方や写真でガラリと変わる!|Happy Clover
いい願書の書き方10の秘訣|蔵書房