センター試験とは何か?仕組みと対策をわかりやすく解説します

大学入試に必須のセンター試験とは?仕組みや対策を徹底解説!

大学進学の時期が近づくにつれてよく耳にするようになるセンター試験ですが、実際にどのような試験かご存じでしょうか?

今回は、大学入試を控える受験生が知っておきたいセンター試験の基礎的な情報をはじめ、試験対策についてわかりやすく解説していきます。本記事を読んで、「センター試験とは何か?」という疑問を解決しましょう。

センター試験とは何か? わかりやすく解説

センター試験について分かりやすく解説します
大学受験・大学入試の年が近づくにつれ、「センター試験」という言葉を頻繁に耳にするようになったのではないでしょうか。名称は聞いたことがあるけれど、実際にどのような試験なのか、どこで受けられるのか、対策は必要なのかといった疑問をお持ちの方も多いことでしょう。

センター試験とは何かを分かりやすく言うと、「日本の大学に入学するための共通の試験」です。正式には「大学入試センター試験」と呼ばれ、文部科学省の管轄下にある「独立行政法人 大学入試センター」によって運営されており、各大学と共同で実施しています。昔は「共通1次試験(大学共通第1次学力試験)」と呼ばれていたので、お父さんやお母さんのなかにはその名称の方がなじみのある方もいるでしょう。

この記事では、大学進学を控える受験生がぜひ知っておきたい、センター試験の難易度や受験科目といった基本的な情報と試験対策を詳しくご紹介します。

センター試験の位置づけ

センター試験とは、大学入学を志願する者に、高校レベルの基礎的な学力がどの程度備わっているかを判定するために用いられる試験のことを言います。

各大学はこの試験結果によって、その個人が大学で教育を受けるのに適した能力や意欲などがあるかどうかをさまざまな面から総括的に評価し、判断します。センター試験の結果だけで複数の大学、学部、学科を受験できるので、受験生は負担を抑えながら合格するチャンスをつかむことが可能です。

以前は、大学入試問題に高校教育のレベルや範囲を超えた難問や奇問が出題されることが少なからずありましたが、センター試験の導入によってその問題が解決されました。日頃からしっかりと学習に取り組んでいる方にとっては、公平な試験であるといえるでしょう。

センター試験と一般入試の違い

センター試験とは、例年50万人以上が受験する日本最大規模の全国一斉試験であり、毎年1月13日以降の最初の土曜日と日曜日の2日間にわたって実施されています。試験は日本各地にある高校や大学で行われるので、受験大学へ直接足を運ぶ必要がありません。合否はセンター試験の結果のみで判定したり、この試験結果とその後に行われる各大学の二次試験の結果を基に決めたりと、大学によって異なります。

一方、ここでいう一般入試は主に私立大学が実施するものです。各大学が独自の問題を作成して試験を行い、その試験結果を基に合否を判断します。そのため解答方式も大学によって違い、マークシート方式もあれば記述式もあります。また、大学によっては小論文の試験や面接を受けなければなりません。試験会場は受験大学であったり、主要都市の試験場や指定された会場であったりと、大学によってさまざまです。

センター試験が必要な大学

センター試験では、広範囲の教科・科目からその大学、学部、学科に必要とされるものを自由に選択できるというメリットがあり、利用する大学が年々増加しています。また、センター試験を利用することで、小論文や面接を取り入れることが可能となり、受験者の個性や考え方などを評価できるようにもなりました。

センター試験を必要とする大学は、国公立大学はもちろん、私立大学でも増加しています。それでは、それぞれの大学を詳しく見ていきましょう。

国公立大学

国公立大学の入試には3つのタイプがあります。

  1. 一般入試(一般選抜)
  2. 推薦入試
  3. AO入試

一般的に、高校の学校長の推薦を受けての推薦入試と書類や面接などで合否を判定するAO入試では、センター試験が不要とされていますが、最近では受けなければならないケースが増えてきています。特に難関国立大学ではセンター試験を課す場合が多く、大学が望む人物像に合致するだけではなく、総合的な学力も求められます。

また、国公立大学は定員の8割を一般入試で募集しているので、特に一般入試の志願者は、必須とされるセンター試験の受験を考えた方がいいでしょう。

私立大学にも適用できる(センター利用)

2017年度と2018年度の入試でセンター試験を利用した私立大学は、526大学あったと報告されており、全私立大学の約9割を占めています。

私立大学によっては「センター試験利用入試」を実施しているところがあります。センター試験受験後、大学が試験の得点を確認し、点数が定められた基準点を超えていた場合は合格できるという制度です。

1月下旬から行われる私立大学の一般入試と合わせれば、私立大学の入試に挑戦できる回数が増えるので、合格率を高めることができます。そのため、私立大学を受験される方も、センター試験を受けることをおすすめします。

センター試験 難易度

センター試験の難易度は、誰もが気になるところでしょう。出題される内容は高校1・2年生で学習するものが多く、高校で勉強をしていれば、どの科目においても60点を取れるように作られているとされています。そのため、平均点が60点を上回る場合はやさしい、下回る場合は難しいと言えるでしょう。

しかし、実際に試験を受けた受験生からは難しい試験との声があり、難易度も年度によって異なるようです。数学II・数学Bは例年平均点が50点前後となっており、難易度が高めの科目とされています。逆に、世界史Bの平均点は例年65点を超えることが多く、どちらかというとやさしい傾向にあるようです。