センター試験対策に必要なこと
センター試験を受験するからには、できるだけ高得点を取りたいと、誰もが望むところでしょう。本番で実力をしっかりと発揮できるように、今から少しずつ試験の対策をしておくのが鍵です。ここからは、センター試験対策にフォーカスして解説していきます。
センター試験の難易度
センター試験の難易度は、年々高まっているといわれています。特に国語と英語は、10年前と比較すると長文の文字数に増加が見られ、文章量がボリュームアップしています。そのため、古い過去問は時間内に解けたとしても、最新の過去問だとそうはいかないケースが出てきてしまうようです。
そうならないためにも、過去問はなるべく最近のものを解いたり、普段から長文を読むなどして、しっかりと対策しておきましょう。
また、国語は毎年平均点が大きく変動しており、安定した点数を取ることが難しいと言えます。国語はたいていの大学、学部、学科で必須とされているので、学校の教科書だけではなく、過去問や問題集をできるだけ解いて力を付け、高得点を狙えるようにしておくといいでしょう。
センター試験対策【高校の授業・独学編】
高校の授業と独学で勉強することで、センター試験の対策をすることが可能です。
まずは、高校での授業をしっかりと聞くことが大切です。ノートはただ黒板を写すだけではなく、先生が口頭で説明したことや疑問点なども書いておきましょう。分からない言葉や語句、単語は辞書を使って調べます。
自分で勉強するときは目標と計画を立て、1日1教科30分は取り組んでみてください。高校の先生にセンター試験対策ができるおすすめの参考書・問題集を教えてもらったり、大学入試センターのサイトから過去問を手に入れるなどして、理解できるまで繰り返し問題を解きます。添削は高校の先生にお願いしてみましょう。
メリット
- 自分にあった方法で勉強できる
- 好きな時間配分ができ、自分のペースで勉強できる
- 費用が安く済む
デメリット
- 勉強の計画を自分で立てないといけない
- 分からない問題についてすぐに質問できない
- モチベーションを保ちにくい
- 受験情報が入ってこない
センター試験対策【塾編】
学校の授業や独学だけではどうしても不安だという方は、塾へ通うといいでしょう。塾では高校の授業の予習・復習だけではなく、センター試験や小論文、面接なども含め、大学入試に特化した授業を展開しています。特に勉強法が分からない方や、独学だと集中力やモチベーションが続かないという方にはおすすめです。
メリット
- 分からない問題についてすぐに質問できる
- センター試験も含め、勉強に関する悩みを相談できる
- 勉強が習慣化されやすい
デメリット
- 費用が高い
- 時間やペース、方法など自分の思い通りに勉強しにくい
- 塾へ通っているという安心感から勉強がおろそかになることがある
- 拘束時間が長く、帰宅時間が遅い
センター試験の仕組みを知って、適切な試験対策を取ろう!
センター試験は、1990年から日本全国で一斉に行われており、知名度と認知度も高い試験ですが、意外と知らないことが多かったのではないでしょうか。この試験が導入されたことによって、大学受験者数が全国的に増加し、受験者は負担を抑えて大学入試に臨むことができるようになりました。
センター試験は年々難易度が上がっているともいわれています。学校での授業を大切にし、自分でもしっかりと勉強する習慣を身につけ、必要があれば塾へ通って試験対策をしましょう。勉強すればその分、より良い結果に結びつきます。もちろん、息抜きや自分へのご褒美も忘れずに。納得のいく結果を出し、志望大学への入学をぜひかなえてください。