社会の勉強はひたすら暗記をするイメージが強く、お子さんにどのように勉強をさせるべきか悩むという親御さんは多いことでしょう。ここでは中学受験の社会で高得点を獲得するための勉強法や、役立つ問題集と使い方、苦手克服方法もご紹介します。ぜひお子さんの受験対策に役立ててください。
社会におすすめの問題集・参考書10選
では、中学受験のため社会の得点を上げるには、どのような問題集を使えばいいのでしょうか? ここでは、おすすめの10冊の問題集を紹介したいと思います。
中学入試まんがBON!シリーズ
漫画で分かりやすく解説されているので、社会の勉強を始める前や、勉強自体が苦手なお子さんにぴったりの問題集です。漫画の効果で学習に対する抵抗がなく正確にイメージを掴んで覚えることができ、知識量のアップが狙えます。
中学入試社会のつまずきを基礎からしっかり
社会の基礎学力を上げるために、つまずきやすいポイントがどこかを発見できる問題集です。子供の苦手ポイントを確認し、克服するために使うといいでしょう。解説や例題、またマスター問題によって理解が確認できます。できないところを少しでも減らす、という目的で使い、ある程度身についたらテストや模試の前に見返す、と言う使い方がおすすめです。
くもんの社会集中学習
6年生までの勉強を先取り学習するときに最適な問題集です。歴史と公民すべての内容が収録されています。問題を解きながら学習できる形式になっています。難易度はやさしめなので、この問題集で先取り学習をした後に、ほかの問題集で暗記問題に取り組むといいでしょう。
社会コアプラス
社会コアプラスは受験で問われる基礎的な頻出問題の暗記に使える問題集です。歴史、地理、公民のすべての内容が収録されています。一問一答形式で、重要問題660問と発展問題60問が収録されていて、最後までやると合計720問と大量の問題をこなすことになります。発展問題まで覚えられると偏差値60以上も狙えるレベルになると言われている高いレベルを目指す人にもおすすめの問題集です。
メモリーチェック社会
メモリーチェックも社会コアプラスと同じく基礎的な頻出問題の暗記に使える問題集です。メモリーチェックは空欄を埋める形式の問題集で、毎年データが最新に変わり7月末に出版されます。頻出問題を最新の傾向に対応させた形で その年に合った内容をこなすことができます。社会コアプラスと併用すると、漏れのない学習が期待できます。
でる順 社会 合格への1001問
基礎学習が終わった後の過去問演習におすすめの問題集です。過去問のなかでも、より重要な問題から演習できるように作られた問題集です。過去問演習の1冊目として使うといいでしょう。入試に出やすい順に問題が構成されているので、始めから確実にこなすようにするといいでしょう。
中学入試の最重要問題 社会
実際の過去問を演習する問題集です。偏差値55までの志望校であれば、この問題集がクリアできるといいと言われています。出題率が高い順に問題が分類されているため、効率的に点数アップを狙いたいお子さんにも最適な問題集です。
ニュース最前線
社会の受験には時事問題の対策もしておかなければなりません。毎年10月の終わりから11月上旬に発売される時事問題対策問題集を学習することをおすすめします。ニュース最前線は解説のあとに基本問題、発展問題と進むため学習しやすい構成になっています。最後に予想問題もついています。
社会実力突破―中学入試 中学入試絶対合格プロジェクト
基礎的な頻出問題が解けるようになった後に、さらにその上を目指す場合におすすめの問題集です。実力強化編、応用力強化編、入試実践編とレベルが細かく分かれていて、解説がていねいにされていますので、基礎力をさらにアップさせたいときや、難関校レベルの問題を解き始めたいときに使用することをおすすめします。
特進クラスの社会
難関校を狙う場合はおすすめの問題集です。収録されている問題は難関校以上の過去問から選ばれた良問です。解説もていねいに書かれています。また、問題ごとに頻出、難問、新傾向、など難易度別に分かれているので、レベルに合わせて効率よく学習可能です。難易度の高い問題対策として、最後の1冊として使用するといいでしょう。