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雑談における3つのルール
雑談で重要なのは、フラットな状態でいることです。では、フラットでいるためにはどんなことを心がければ良いのでしょうか?
「あいさつ+α」が大切
自分から積極的にあいさつしてみましょう。明るく元気な声で「おはよう」とあいさつされて、不快な思いをする人はいないはずです。自分からあいさつを続けていると、「いつも朝早いね」というように相手からも話しかけてもらえる機会が増えていきます。また、「おはよう」「さようなら」といったあいさつにに加えて「最近始まった、あのアニメ面白いよね」などと+αをつけると、雑談につながりやすくなります。この+αの部分が相手との共通点なら、なおいいでしょう。
雑談に結論は求めなくて良い
雑談で大切なことは「雑談の内容」よりも「雑談をした」という事実そのものです。そのため、「会話のオチを考える」「結局何を伝えたいのか話の趣旨を明確にする」といった結論を考える必要はありません。雑談には、ちょっと人に聞いてほしい最近の悩みや愚痴などが大半を占めていることが多いものです。そのため、相手の話にうなずくなど、しっかり反応をしながら聞くと、相手がどんどん話すため、自分が話さなくても、雑談が続きます。
一問一答ではなく、一問二答以上
「はい/いいえ」で終わる質問や回答だけだと、すぐに会話が終わってしまい、発展しないものです。「今日は天気がいいですね。こんな日はお弁当を持って出かけたくなりますね」というように、相手が自由に答えられそうな話題を盛り込みましょう。
雑談力の鍛え方は?
雑談力は、日々の心がけ次第で自然と磨かれていきます。ここでは、毎日の生活の中で実践できる雑談力のトレーニング方法をご紹介しましょう。
誰からも好まれるであろう話題を見つける
雑談をするためにまず大切なことは、相手に興味を持って貰うことです。そのため、誰からも好まれるであろう話題をあらかじめいくつか持っておきましょう。
また、話題に困らないよう会話の引き出しをできるだけたくさん持っておくことも大切です。好きな食べ物、天気、習い事、得意な科目、将来の夢、血液型、最近ハマっているゲームの話……。雑談が苦手な人は、万人受けする話題をできるだけたくさん提供できるよう準備しておくことが大切です。何を話せば分からないという問題を回避できるほか、相手を楽しませることができるので、会話が弾み、雑談が続きます。
相手の話をとにかく「聞く」
「雑談は何か面白い話をしないといけない」と想いがちですが、実はそうではありません。相手の話が面白かった場合は、相手の話に反応をしながら聞くだけで良いのです。それだけで相手は「自分に興味を持ってくれている」と思い、話を続けます。
また、たとえ興味がなかったとしても、相手の話にはじっくりと耳を傾けましょう。うなずいたり、おうむ返しをしたり、積極的に質問を投げかけたりするとなおいいでしょう。相手は「自分に興味を持ってくれているんだ」とうれしく感じ、さまざまな話を提供してくれるはずです。聞き上手になることで、こちらから質問をしなくてもより多くの情報を得られ、相手との共通点を見つけるきっかけになり、そこから話が弾むかもしれません。
子供をクラブチームに入れる・体験プログラムに参加させる
地域のイベントに子供と一緒に参加したり、クラブチームや体験プログラムに参加させたりするのも、雑談力を鍛える手段の1つです。両親や学校の友人以外との接点を持ち、より多くの人と話すようになることで、雑談力が培われていきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 中身のない雑談にこそ、相手との距離を縮めるヒントがたくさん転がっています。「時間の無駄」と考えるのではなく、相手をより深く知るきっかけになると前向きに捉え、雑談力を磨いていましょう。
参考
望ましい国語力の具体的な目安|文部科学省
雑談力が上がる話し方-精神保健福祉士が専門解説①|Direct Communication
雑談力は簡単に上がる!5つの会話ルールで魅力的な喋りをマスター|NAVERまとめ
「雑談力」を鍛えるための6つのコ|LIfehacker
雑談力を上げる方法6つ|5セカンズ