雑談力が低い人が抱えがちな悩み
雑談力は、人間関係を構築するうえで重要なスキルの1つではあるものの、1対1だと平気なのに大勢の人がいる場所だとうまく話せなかったり、人に不快な思いを与えないようにしようとすればするほど何を話せば良いのかわからなくなってしまったりする人も多いのではないでしょうか?
何を話していいかわからない
雑談力が低い人の多くに、相手とどんな話をすれば良いのか分からない、という悩みが挙げられます。
こんな経験はありませんか? 家の近所の人から「学校は楽しい?」「今日は天気が良いね」といったテーマがあるようでないような話題を振られたときに、何をどう返して良いのかわからなくなってしまったこと。
またあるときは、就職した会社で同僚や上司とランチや居酒屋へ飲みに行った際、「休日は何をして過ごすのか」「最近ジムへ通い始めた」「会社の最寄り駅への引越しを考えている」というような、とりとめのない会話についていけずに困ってしまったこともあるのではないでしょうか? 一見無駄だと思えるような雑談にこそ、相手との距離を縮めるヒントが隠れていたりします。
つまらない人間だと思われないか不安
相手の話にどう反応すべきかわからない人の多くは、「当たり障りのないことしか言えない人」「無難な返しでつまらない人間」と思われたくないという不安があったりするものです。
相手との関係値にもよりますが、面白い切り返しを求めているとは限りません。たとえ相手の話に興味がなくても、自分から積極的に質問をすることが大切です。というのも、相手は「自分に興味を持ってくれている」と感じ好感を持つもの。自分と相手との距離が近くなり、会話が弾みやすくなります。
親しくない人と話すと緊張してしまう
人は誰しも、初対面の人やあまり話したことのない人と話すときは緊張するものです。自分が緊張しているとまわりの人にも伝わり、余計に話しづらい雰囲気になってしまうかもしれません。