将来は国を動かす官僚に!子供を官僚にするには?

「官僚」

その独特な響きに惹かれる人も多いのではないでしょうか。医者や弁護士と並んで、子供を国家公務員にしたいと願う親が多いとも言われています。では、官僚の仕事内容や官僚になるための道とはどのようなものなのでしょうか?

当記事では、官僚の仕事内容に加え、どうしたら官僚になれるのかについてご紹介します。

官僚の主な仕事内容

そもそも官僚とは何をする人?

官僚とは中央官庁で働く国家公務員を指し、その国家公務員の中でも上級、中級に当たる職務を担当する国家公務員を指します。「中央官庁」は三権分立のうちの「行政権」を持つ内閣の下にあり、その中央省庁が国政の基盤を作っています。

官僚は大臣を頂点に、副大臣、大臣政務官、事務次官、局長、内閣官房、部長、審議官、課長、一般職員という順の役職となっています。しかし、国務大臣や副大臣、大臣政務官などは国会議員なので、実際のトップ官僚は各省のトップである「事務次官」であり、「内閣官房」以上の役職は「高級官僚」と呼ばれています。

具体的な仕事内容

主な業務は5つです。

法案の作成

法律の元となる「法案」の作成は官僚の重要な仕事の1つ。内閣では内閣総理大臣を中心に法案の提出が行われ、そのほとんどを官僚が作成しています。

新たな法律の立案には、既存の法律や憲法と整合性が取れているべきで、法律が成立することで日本国家や世界にどのような影響があるかまで考慮する必要があります。

予算案の作成

財務省主計局の官僚の場合、内閣からの予算案の基本的な情報を基に各省庁の予算審査を行い、国会にて議決をし、毎年12月ごろに予算案を作成します。

人事

各省庁の事務次官や官房長、秘書課長などが人事を担当し、退職後の再就職先の確保なども行います。

指揮および監督

重要な案件の指揮や監督も官僚の業務領域です。

政策の企画

法案や予算などの政策の企画などのほか、各省庁の調整等も行います。必要に応じて民間への行政指導や許認可を行います。

官僚の年収はどのくらい?

選ばれたエリートのみがなれる官僚。

年収は40歳、課長クラスで年収1,000万円程度。官僚全体の平均年収は、500万円程度と一般企業と比較しても大きな差はありません。それでも、出世して役職クラスに就くと、1,000~3,000万円もの年収が見込め、将来性は大きい仕事です。ボーナスは、「期末手当」や「勤勉手当」という形で給与の約3~4ヶ月分が支払われ、退職金、扶養手当や住居手当、通勤手当、夜勤手当などの福利厚生は非常に充実しており、家族も安定的に過ごせるような待遇です。

官僚になるために必要な試験

国家公務員採用総合職試験に合格し、省庁に採用され、キャリア官僚になるのが道筋の概要です。

総合職試験

まず非常に難関な総合職試験に合格しなければなりません。春と秋の2クールで実施され、各クールで試験区分が異なります。

春実施試験の区分は、政治・国際、法律、経済、人間科学、工学、数理科学、物理・地球化学、化学・生物・薬学、農業科学・水産、農業農村工学、森林・自然環境となっています。

秋実施試験の区分は教養のみ。教養区分試験の一次試験では、基礎能力試験と総合論文試験の2つを受験します。このうち基礎能力試験は約10倍です。

官庁訪問

難関試験に合格後も安心してはいられません。試験後にはいよいよ官僚になるための最後の関門「官庁訪問」、一般企業でいう「面接」です。ここで自分が希望する省庁の人事へ複数回「訪問」し、選考を通過すれば見事内定となります。

省庁での面接は非常に厳しく、全体の3分の1から半分ほどが落ちる狭き門です。落選してしまった人は、そのほかの学生同様、通常の就職活動をします。

目指すは官僚!子供を東大に入れるには


国家公務員採用総合職試験の合格者が圧倒的に多い東京大学。子供を東京大学に入れるにはどうしたら良いのでしょうか?

親の姿勢が大事!東京大学に行く子供は親の何を見ているか

「優秀な大学へ進む子供は親も優秀」「子供を東京大学へ進学させられる家庭は裕福」などと言われています。確かに遺伝や家庭環境は子供の将来に非常に大きな影響を及ぼします。しかし、子供を勉強好きにするのは親の姿勢が大切なのです。

子供を東大に入れる親はここが違う

親が本好き、テレビを見ない

勉強ができる子供に育てるにはまず日本語力をしっかりと養う必要があります。文章を理解できないと数学の文章題をはじめ、ほかの教科も理解・回答することができません。優秀な子供がいる家庭ではテレビを見る習慣がなく、夕食後は読書の時間を取ることもあるようです。子供は読書を楽しむ親の姿を見て自然に読書習慣が身につきます。

プリマス大学(イギリス)が2013年に発表した資料によると、イギリスのインスティチュート・オブ・エデュケーションが、読書が趣味の子供6,000人とその知能の関係を調査した「Reading for pleasure puts children ahead in the classroom」で、読書量が多く、定期的に図書館へ行き、新聞も読む子どもたちの学力向上は、大卒の親がいることによる学力向上よりも4倍も大きかったといいます。

The combined effect on children’s progress of reading books often, going to the library regularly and reading newspapers at 16 was four times greater than the advantage children gained from having a parent with a degree.

(引用元:Reading for pleasure puts children ahead in the classroom, study finds|University of Plymouth

絵本の読み聞かせに喜んで付き合う

幼児期に子供が絵本を持ってきたら喜んで応じることで読書の楽しみを伝えることができます。時間が許すかぎり何度でも読んであげましょう。

机上の勉強だけではない

机上の勉強以外に子供が興味を持ったことが見つかったら、その世界を広げてあげましょう。学問の深さを知ることができます。

質問してきたら丁寧に答える

幼少期の子供は、「あれ何?」と質問をたくさんしてきます。答えるのが大変な質問もありますが丁寧に答えてあげることが大切です。

子供が興味を持つ身の回りについてのことは科学のトピックに発展させられるような話題もたくさんあります。会話を発展させて想像を膨らませることは良い情操教育になります。

子供の質問に親が拒否すると、「親に聞いてもらえなかった」と寂しい気持ちになり、それからは興味があっても聞けなくなってしまいます。「東京大学に入るような子は地頭が良い」という説を唱える人もいますが、3〜5歳までの育て方が大きな影響を与えると専門家は指摘しています。この時期に子供ときちんとコミュニケーションを取っているかどうかで「できる子」になるかが決まるそうです。

東大生の親は愚痴らない、怒らない

東洋経済の2013年11月7日の記事によると、共に東大出身である堀込さん夫婦への取材では、子供への「だめ」と言ったのは2時間ほどの取材の中で1回、子共たちのすぐ後ろを車が徐行で通り過ぎたときだけだったそうです。そんな夫婦が子育てや教育で最も大事にしていることは、以下であるといいます。

「子どもがハッピーかどうか。子どもが自分で選ぶ力を持って、自分が選んだものを肯定できるのが大切だと思います。自分の軸、やりたいことがしっかりあって、グローバルを考えるのはその次ではないでしょうか」

(引用元:東大夫婦が「お勉強」より重視すること|東洋経済ONLINE)

まとめ

数ある職業の中でも非常に狭き門である官僚。国を動かす影響力があり、社会貢献度も高い仕事です。小さなころからの積み重ねによって官僚を目指すことも可能なので参考にしてみてください。

参考

キャリア官僚になるには|職業ガイド
官僚ってなんだろう?国の仕事を支える官僚の役割と仕事内容|公務員総研
官僚や弁護士が人気、子供になってほしい職業|m3.com
独学で挑む、国家公務員までの長〜い道のり 総合職試験対策編|MY FUTURE CAMPUS
子供を東大に入れた親は「愚痴らない・怒らない」|PRESIDENT Online
子供を東大に入れる子育ての方法、家庭環境、親の特徴|日本の科学と技術
“勉強する子”の家庭環境の特徴は? 「東大ママ」が実は毎日やっている事|hapimama
東大夫婦が「お勉強」より重視すること|東洋経済ONLINE
Reading for pleasure puts children ahead in the classroom, study finds|University of Plymouth

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cocoiro編集部

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