PM理論はいじめを防ぐ?子供の教育に必要なリーダーシップとは?

PM理論はいじめを防ぐ?子供の教育に必要なリーダーシップとは?

数あるリーダーシップ論の1つが「PM理論」と呼ばれるです。PM理論をうまく活用すれば、子供の良い方向に成長させていけるだけでなく、学級崩壊やいじめ防止につながるかもしれません。PM理論の概要、PM理論の実践についてご紹介します。

PM理論とは

PM理論という言葉になじみのない人も少なくないでしょう。まずは、PM理論が何かということから説明していきたいと思います。

PM理論はリーダーシップ理論の1つ

今やビジネスの世界で欠かすことのできないリーダーシップ。ビジネスの世界に身を置く親であれば、その必要性を理解されているのではないでしょうか。組織を目的達成に導く指導者の実力として、リーダーシップは欠かせません。

多くのリーダーシップ研究は、1500年代に端を発し、国や地域の統治方法、統治者の共通点について展開されました。20世紀以降、リーダーシップの研究は「特性理論」「行動理論」「条件適合理論」「交換・交流理論」「サーバントリーダーシップ」「オーセンティックリーダーシップ」など発展を遂げていきます。

そして、これらの理論においてリーダーに共通する行動に注目した理論が「PM理論」です。

PM理論における4タイプのリーダーシップ

PM理論とは、日本の社会心理学者である三隅二不二(みすみじふじ)によって1966年に提唱されたリーダーシップ論です。PM理論は、「Performance function(目標達成機能)」と「Maintenance function(集団維持機能)」という2つの機能で構成されています。

P機能は集団での目的達成、課題解決、目標設定や計画で成績や生産性を高める機能です。例えば、「成績向上の目標達成のため、細かく計画を立てる」「学校で定められたルールや規則を守るため、生徒を指導する」といった具合です。

M機能は集団の維持を目的として、人間関係を良好にして、チームワークの強化や維持につながる機能を持っています。例えば、「部活動の人間関係の軋轢を改善する」「文化祭の準備でやる気のない生徒を鼓舞する」といった具合です。

このPM理論の組み合わせによって、以下4つのリーダーシップ像が考えられます。

  • 組織の目標達成力、結束力の強い「PM型」
  • 組織の目標達成力が強く、結束力の弱い「Pm型」
  • 組織の目標達成力が弱く、結束力の強い「pM型」
  • 組織の目標達成力も、結束力も弱い「pm型」