「保育園=かわいそう」と言われるのはなぜ?保育園に通うメリットとは

子供がまだ幼く子育てに手が掛かる時期であっても、さまざまな事情から働かないといけない母親にとって、保育園は心強い味方となってくれます。その一方で保育園に預けるのはかわいそうという声があるのも事実です。なぜこのようなことを言われてしまうのか、保育園のメリットやデメリットも交えて解説します。

「保育園に預けるのはかわいそう」と言われてしまう理由

「保育園に預けるのはかわいそう」と言われてしまう理由

出産後に職場復帰する人にとっては、子供をどうするかが問題です。家に子供をみてくれる親族がいれば親族に任せて仕事に行けますが、そういう環境が整っている家庭はごくわずかです。保育園に預ける母親のほとんどは、できることなら子供のそばにいて自分で子育てをしたいけど、家庭の事情などでそうも言っていられない…というのが現実です。

しかし幼い子供を保育園に預けてまで働こうとする人に対し、「子供がかわいそう」という人もいます。言う人にもそれなりの理由があるので、なぜかわいそうと思われてしまうのかについて考えてみましょう。

実母・姑世代の思い込み

母親にも親がいます。母となった人もかつては誰かの子供で、赤ちゃんのときは付きっきりで子育てをしていた人を母に持っていることもあるでしょう。昔は子供は母親が育てるのが当たり前という時代でしたから、手が離れる前に保育園に預けてまで働くということを受け入れられない人もいます。具体的には実母や姑世代です。

遠く離れて住んでいるなら仕方ない部分もありますが、近くに住んでいるなら自分が面倒を見るのにという意味もあるのかもしれません。昔はこうだった、という実母や姑世代の思い込みでかわいそうという発想になってしまうのです。

「3歳児神話」を信じている人が多い

3歳児神話というのは都市伝説みたいなもので、実際の根拠はないとされています。内容は、「子供が3歳になるまでは母親が子育てをするのがベスト、そうしないと子供の成長に悪い影響を与える」というものです。

一見すると理にかなっているようにも思えますが、実際にはなんの科学的根拠はありません。確かに子供は3歳までが成長において重要な時期と言われていますが、ずっと母親と離れているわけではなく、仕事が終わり家に帰れば子供と一緒に時間を過ごせます。未だに3歳児神話を信じている人が多いため、保育園に預けるとかわいそうと思い込んでしまうのでしょう。

親と離れて泣いている=かわいそうと思われる

0歳の子供なら保育園に送り届け、母親が仕事に行くときに母親以外の人に抱っこされて何かが違うと察して泣くことはあるかもしれません。まだ状況が分かっていないので、後を追って泣くということはほとんどありません。

しかしある程度大きくなると状況が分かってくるので、保育園に着いて母親だけ行ってしまうのを見ると不安になり泣いてしまう子供もいます。そういう姿を見たとき、保育園を利用していない人から見ると、子供を泣かせてかわいそうなことをしている、と思ってしまうようです。しかしずっと泣いているわけではなく、時間が経って慣れてくれば母親のあとを追って泣くことも少なくなってきます。そういう部分を知らずに、泣いているところだけをみてかわいそうと思ってしまうのです。