情報収集力を高めるコツ
限られた時間の中で、自分が欲しい情報をできるだけ早く確実に得るためにはどういったトレーニングが必要なのでしょうか?
必ず時間を決める
情報をリサーチするときは必ず制限時間を決めましょう。制限時間を設けることにより、子供に物事を効率的に進めるための時間意識を持たせられるようになります。
自分の目で見て確認する(調査する)
人から見聞きした情報を鵜呑みにするのではなく、気になったら現地に行って確認する、図書館で本を読むというように、自分で調べるように意識してみましょう。自分の解釈を交えながら話すと、事実とは少し違ったニュアンスで相手に伝わって誤解が生じてしまう可能性もあります。
仮説を立てる
「ほかの人ならどうするか」「類似のものと比較してどうか」というように、自分で仮説を立てておくことも大切です。自分の中で仮説を立てて質問をいくつか用意しておき、答え合わせをするような感覚でスムーズに情報検索ができるようになります。
常に「なぜ?」という疑問を持つようにする
知的好奇心や探究心が旺盛な子供は、「これはどうして◯◯なの?」「空はどうして青いの?」というように、何に対しても疑問を持ちます。もし子供に聞かれたときは、答えを教えるのではなく「どうしてだと思う?」と聞き返して自分で調べる習慣を身につけさせましょう。
あるいは、子供と買い物に行った帰り道で、「冬になると寒くなるのはどうしてなのかな?」などと質問してみるのも良いかもしれません。自分の頭で考えさせて疑問を持つ癖をつけると、情報収集力も高まるはずです。
まとめ
子供の情報収集力を高めるためには、「なぜ知りたいのか」「何を知りたいのか」ということを明確にしていく必要があります。そのためには、子供自身が考えられるようなクローズド・クエスチョンを盛り込んだ会話を意識することも大切です。また、ただ単に情報を集めるのではなく、集めた情報を正しく精査する視点も養わなければなりません。
参考
GitHubやStack Overflowも!? 情報収集力と総合力の高さが光った小学生達|Impress Watch
「情報力」を高めるための10の方法|テンプナレッジマガジン
成果につなげる情報収集の正しい方法|オクゴエ
情報収集力とは?(社会人として身に付けたい12の力)|シュリーマンの「まちづくり・ひとづくり・ものづくり」ブログ