まずはけん玉の基本
けん玉を入手したら、次はけん玉に少しずつ慣れることから始めましょう。いきなり技にチャレンジするよりは、まずは基本をしっかりマスターしてから技に取り組むことが、けん玉が上手になる一番のコツです。
けん玉の持ち方
けん玉にはさまざまな持ち方があります。それぞれの技によって適した持ち方があるので、技の説明と一緒にけん玉の基本的な持ち方をご紹介します。
皿グリップ
玉を皿(大・中・小)に乗せる技のときの持ち方です。ペンを持つように親指と人差し指でけんをはさみ、中指と薬指は皿に添えます。このとき小指は、中指と薬指と共に皿を支えても、もしくは離しても大丈夫です。
けんグリップ
けん先に玉をさすときの持ち方です。けん先を上に向け、親指・薬指・小指でけんの根元をつまみます。手の平を使って握るのではなく、指先で軽く持つのがコツです。薬指と小指は軽く添える要領です。
けん玉の構え方
けん玉で技にチャレンジする際に、重要なポイントとなるのが構え方です。まず、足を肩幅に開き、けん玉を持っている手と同じ側の足を半歩前に出します。体の重心をつま先に置き、肩の力を抜いてリラックスしましょう。膝は軽く曲げます。
けん玉に慣れよう
持ち方・構え方をマスターしたら、いきなり技に挑戦してもいいのですが、小さい子供や技が難しいと感じる場合は、まずはけん玉に慣れることから始めるのがおすすめです。
玉を皿におとす
手で玉を落として、大皿の上に乗せる練習です。低い位置から始め、慣れてきたら徐々に玉を落とす位置を高くしていきます。落ちた玉が皿に乗るときに、膝をクッションのように曲げてキャッチするようにしましょう。そうすることで、あとで技にチャレンジするときに上手に膝を使えるようになります。
玉を上げる
大皿に玉をのせ、ポンポンと玉を上げたり受けたりする練習です。玉を上げる高さを低い位置から始め、徐々に玉を高く上げるようにします。体全体を使って玉を上げ受けするように促してあげると、技に移行したときに大切なリズム感が身につきます。