帰国子女の大学入試!大学の一覧や偏差値・入試情報をご紹介 ( 3 )

帰国子女枠で大学受験をするデメリット

帰国子女が日本の大学を受験する場合、最大のデメリットといえるのは試験方法の多様性にあります。試験方法は大きく分けて3タイプに分けられますが、大学ごとに異なるので事前にどの試験が課されるのか調べて置くことが必要です。以下に3つの試験方法を簡単にご説明します。

①提出資料重視型

出願時に提出する書類で合否を決定。大学の統一テストを課す場合もありますが、海外の学校での成績やSAT・IB等各国の教育制度に基づく試験の得点、TOEICやTOEFLなどの語学運用能力試験の得点を重視して判定されます。

②試験重視型

出願時に書類の提出を求められるが、大学の統一テストの結果を重視して合否を決定する。試験では学科試験以外にも小論文、面接を組み合わせる場合も少なくありません。この選抜方法を取る大学でも、出願時の書類は参考書類として見られます。

③提出資料・試験重視型

出願時の提出書類と大学のテスト結果の2つから合否を決定します。統一試験の点数が低い場合、書類選考の段階で不合格にされることもありますが、統一試験の点数が高い場合は、その他の試験の重要度が下がる傾向にあります。実際の試験では学科試験・小論文・面接が多いようです。

上でもご説明しましたが、私立の難関大学である早稲田や慶応では、統一テストであるSATやTOEFLの成績が低ければ合格の可能性が一気に下がります。受験前に慌てて勉強しても難しいので、高校生活でどれだけ勉強してきたかが物を言います。

またその他の学校でも入試当日の小論文対策にも時間を要します。逆に言えば、あらかじめ受験する大学が決まっていれば、その大学の試験に受けて地力をつけていけるとも言えます。

参考
帰国子女枠大学受験の基礎|海外子女向けオンライン家庭教師のEDUBAL

日本語での授業に苦労する可能性がある

長年海外に住んでいたために日本語の授業では理解スピードに周りとの違いが生まれてくることもあります。たとえ入試用に日本語の勉強をしていたとしても生の言葉だとペースなどがあるので、日本語でコミュニケーションをとる練習をして置くとよいでしょう。

限られた学校しか受験できない

残念ながらすべての大学が帰国子女枠を設けているわけではありません。さらには帰国子女枠があっても大学ごとに募集数が異なるので倍率が高くなることもあります。

受験日が前倒しされる

帰国子女の大学入試は冬季に限定されたものではありません。大学によって実施時期がことなるので、志望大学ではいつが試験日なのか知って置くことが受験勉強の最初のステップです。
ここをしっかり押さえておかないと、準備に間に合わなかったりすることがあるので要注意です。

まとめ

これまでの海外生活と異なる日本での生活ですが、大学受験のために必要なことはきちんと押さえておきましょう。同じ境遇の人はそれほど多いわけではありませんが、分からないことがあれば大学に直接連絡をしてみるのもいいです。

社会人になる前の登竜門が大学である場合がほとんどです。
後悔のない選択をしてもらえれば幸いです。

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cocoiro編集部

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