家庭学習のポイントとは?子供が習慣化するための勉強法を紹介 - cocoiro(ココイロ)

家庭学習のポイントとは?子供が習慣化するための勉強法を紹介

「家で勉強する習慣を子供に身につけさせたい」と考える親も多いでしょう。家庭学習をすることで、学力アップはもちろん、子供の基本的生活習慣の向上にもつながります。当記事では、家庭学習をする上でのポイントや、子供が習慣化しやすい勉強法について紹介します。

家庭学習とは

子供が小学校に入学すると、毎日行われる授業の予習や復習、宿題など、家で勉強する時間も増えてきます。小・中学校で学ぶことは、将来社会人として自立するための基礎となる、「学ぶ力」を身につけることでもあります。

家庭で勉強を行う家庭学習を習慣化させることは、子供の学力の基礎の定着だけでなく、将来社会へ出たときの生活習慣や仕事スタイルにも関わってくるでしょう。

家庭学習の狙い

家庭学習は家族の協力によっては、その効果を高めることができます。子供が勉強に取り組む姿勢はもちろん、子供の学習に対する興味や集中力の向上といった効果も期待できます。家庭学習を習慣化させることで、学習習慣が身につき、子供の主体性や自律性を伸ばしていくといった狙いもあります。

子供が小さいうちは、なかなか落ち着いて勉強することができず、家庭学習の習慣を身につけるのは大変なことですが、親の接し方や声掛けの方法次第では、子供のやる気を引き出すことができます。子供が自然に勉強をするようになることで、学力アップの効果も期待できるでしょう。

家庭学習で身につくこととは?

家庭学習で身につくことは、学力の向上だけではありません。自分で学習する時間を作ろうとする姿勢が身につき、考える力や表現力、学習意欲をコントロールする力を養うことにつながります。

家庭学習が習慣化するようになれば、生活リズムを自分で整えるようになったり、自己決定力や集中力、問題を解決する能力が身につくといった相乗効果も期待できます。

家庭学習は毎日コツコツと継続することで、身についていく力なので、子供が小さいうちから習慣化することで、その後の学校生活にも大きく影響していくことでしょう。

家庭学習は学力アップにもつながる

国語や算数の正答率が高い子供は、家庭学習をしている時間が高い傾向にあると言われています。また、家庭で学校の話題を積極的にしている家庭では、子供の学習に対する意欲も高く、学力アップに効果的であると言われています。

ここ数年行っている全国学力・学習状況調査について国における分析結果から、概ね次のようなことが言えます。

1.家で家庭学習をしている児童生徒ほど国語、算数とも正答率が高い傾向がある。
2.家で計画を立てて勉強をしている児童生徒ほど正答率が高い傾向が見られる。
3.保護者に対して児童の家庭学習を促すような働きかけをよく行っている学校の方が、家できちんと宿題に取り組む児童の割合が高い傾向がある。

(引用元:家庭学習の効果|千葉県

家庭学習をすることで、勉強に取り組む姿勢が身につくことから、結果として学力アップの効果も大いに期待できます。