褒めることが子供に与える影響と上手に褒めるための5つのコツ ( 2 )

これはダメ?子供に対するNGな褒め方

子供を褒める際にはポイントや褒め方に気をつけないと、それが逆効果になってしまう褒め方もあります。

結果や成果のみを褒める

子供が挑戦したという気持ちや努力した過程を無視して、結果や成果ばかり褒めてしまうのは良くない褒め方と言えます。結果ばかりを褒めていると「とにかく結果を出さなくちゃ」と子供は「良い子症候群」になってしまう可能性があります。

頑張りや努力は子供自身が行えることですが、結果や才能はコントロールできるものでありません。子供にとっては「頑張っても必ず結果が出るかどうか分からない」というものを褒められても、「次もがんばるぞ!」という気持ちを得ることはできないのです。

他人と比較して褒める

「○○ちゃんより上手にできたね」「友達の中であなたが1番よ」など、誰かと比較して褒めてしまうのも良くない褒め方です。

「他人と比較してすごい」という褒め方を続けてしまうと、「誰かに勝てば褒めてもらえる」「勝つことが良いこと」という考えが子供に定着してしまい、他人に対して優越感を抱いたり、結果が出なかったときに自分を卑下し始めるようになってしまう可能性があります。これでは自己肯定感を育むどころか、劣等感や競争意識ばかりが先行してしまう子供になってしまう場合があります。

簡単なことも褒め過ぎる

褒めることは良いことではありますが、むやみやたらと褒め過ぎることも良くありません。ポルトガルにあるポルト大学が2014年に発表した「The Relationships between Intrinsic Motivation, Extrinsic Motivation, and Achievement, Along Elementary School」という研究によると、子供は自分が容易にできることについて褒められることが続くと、意欲や情熱を持って取り組んでいたいことに対しても興味を失ってしまう場合があるそうです。

どんなことでも褒めれば良いという訳ではなく、子供を褒めるにはタイミングや褒めるところを見極めて行う必要があります。