高校生のお小遣いの平均金額・相場はいくら?
高校生のお小遣いの相場はどのくらいなのでしょうか?
高校生にもなると各家庭の経済状況や通学状況、アルバイトの有無によって、金額は実にさまざまです。お金の話はなかなか親同士でも話をすることは少ないはず。
ここでは全体のお小遣いの相場や、子供の状況によって変わるお小遣いの金額についてご紹介します。
高校生のお小遣いの平均金額・相場
「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査]」によると、高校生のお小遣いの平均金額は、6,288円となっています。
一方で、JS日本の学校が高校生662人を対象としたネット調査「高校生ライフスタイルランキング」では、高校生のお小遣いの金額の相場は以下のようになっています。
金額 | 人数 | 割合 |
---|---|---|
1,000円以下 | 33名 | 5.0% |
1,001円〜2,000円 | 31名 | 4.7% |
2,001円〜3,000円 | 70名 | 10.6% |
3,001円〜4,000円 | 59名 | 8.9% |
4,001円〜5,000円 | 148名 | 22.4% |
5,001円〜6,000円 | 56名 | 8.5% |
6,001円〜7,000円 | 8名 | 1.2% |
7,001円〜8,000円 | 4名 | 0.6% |
8,001円〜9,000円 | 3名 | 0.5% |
9,001円〜10,000円 | 23名 | 3.5% |
10,001円〜15,000円 | 18名 | 2.7% |
15,001円〜20,000円 | 3名 | 0.5% |
20,001円〜 | 6名 | 0.9% |
お金が必要になったら都度もらう | 118名 | 17.8% |
お小遣いはもらっていない | 82名 | 12.4% |
この結果から、お小遣いの平均金額は6,288円となっているものの、2,000円~6,000円くらいが高校生のお小遣い相場といえそうです。
部活動をしている場合
部活動をしている場合、放課後はほとんど練習になることが多いため、遊びに使うお小遣いは少なくなります。
ただし、運動部などの場合はとにかくお腹が減るため、昼食のほかに軽食を購入するケースが格段に増えていきます。男子の場合などは昼食とは別にパンやおにぎりなどをコンビニで購入したり、帰り道にお腹が空きすぎて外食をしたりするということも多いため、お小遣いに加えて、軽食費を別途渡していることもあります。
また部活動の用具や遠征費、合宿代などの必要経費はお小遣いに含めていない家庭が多く、学費という名目で親が負担しているケースが見受けられます。
アルバイトをしている場合
高校生になると、学校や家庭の事情によってはアルバイトを認めていることがあります。放課後や休日にアルバイトをすることで、自分の使えるお金を増やすことができるようになるのです。家庭の事情で経済的に厳しい場合は、アルバイト代ですべて賄う子供もいます。2,001~5,000円という相場よりは手元に残るお金も多いので、お小遣いはあえてあげないという家庭も多いようです。
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遠方の学校に通っている場合
電車やバス・自転車などを使って遠方の高校に通う場合は、交通費以外にも軽食代がかかる傾向があります。
定期代は親が負担していることがほとんどですが、ターミナル駅を経由する場合などは、比較的寄り道をして帰ってくる子供が多くなります。通学時間が長いことから、学校から家に帰るまでの間にお腹が空いて何かを食べるというケースが増えるためです。
家が遠い場合は、帰宅せずに下校途中で塾や習い事に通うこともあります。夕食時間を挟むことも多いので、1食500円程度の加算も必要になってきます。月々のお小遣い+塾や習い事の日の夕食代という金額にしないと、圧倒的にお小遣いが足りないという状況になってしまいます。
ランチ代も込みの場合
お弁当を自宅から持っていくケースは別ですが、学食や購買などで昼食を済ませる場合は、ランチ代がおよそ1日500円ほどかかると計算すべきです。学校内の購買や学食は比較的金額設定は低いですが、それでも500円というのはギリギリの金額。仮に20日間すべてのランチを含めるとなると、500円×20日間で、別途1万円のお小遣いが必要ということになります。
毎日500円を渡してもいいですし、自分でやりくりできるように1ヶ月分をまとめて渡すのもいいでしょう。子供の状況に合わせて、どんな渡し方をするのかは各家庭でルールを決めることが大切です。