子供が早寝早起きできるようになる方法
子供の早寝早起きは多くの親が悩んでいるテーマです。実際にチャレンジしようとしても、どんな方法で取り組めばいいのか分からないというのが本音ではないでしょうか? ここでは実際に子供が早寝早起きができるようになる方法をご紹介します。すぐにでも取り組むことができる方法ばかりですので、ぜひ試してみてください。
生活習慣を見直す
現在の子供の生活習慣を見直してみましょう。習い事や宿題など、変更が難しいものはいったんそのままにして、修正ができる生活習慣があれば、少しでも早く見直してください。
ゲーム・スマートフォン
ゲームやスマートフォンの普及のスピードには目覚ましいものがあります。小学校低学年でもゲームに興じている子供は少なくありません。ただし、このゲームやスマートフォンのブルーライトには、脳を活性化させ体内時計を大きく狂わせるデメリットがあります。寝る間際までゲームをしていたり、スマートフォンの画面を見ている習慣があれば、最低でも寝る1時間前にはやめさせるように声をかけましょう。最初から時間のルールを決めてしまうのもいいかもしれません。
入浴
熱いお風呂はとても気持ちの良いものですが、寝る間際に熱いお風呂に入るのは睡眠を妨げる原因となります。入浴によって体温が上昇することで交感神経が優位になり、覚醒してしまうのです。子供の体に負担がかかり、眠りにくい状態を作ってしまいます。季節にもよりますが、寝る間際の入浴は控えた方がいいでしょう。
飲み物・食べ物
チョコレートやココアなど、カフェインの摂取も睡眠には悪影響を及ぼします。カフェインは交感神経を刺激し、脳を興奮した状態にします。頭痛や吐き気の原因になることもあるため、小さい子供の場合は麦茶やルイボスティーなどノンカフェインの飲み物をとる習慣をつけましょう。食事のあとにデザートをとる習慣がある場合は、できるだけ早い時間に食べるような工夫も必要です。
取り組みたい日中の習慣
良質な睡眠をとり早寝早起きをするためには、日中の習慣でも気を付けたいポイントがあります。思い当たることがあれば、もしかするとその習慣が早寝早起きを妨げる原因になっている可能性もあります。子供が自主的にできることは少ないので、親が先導して声掛けなどを行ってください。
お昼寝の時間を決める
小学校低学年くらいまでの子供は、日中にお昼寝をする習慣を持つケースもあります。保育園などでは時間を決めてお昼寝をさせてくれますが、小学校に上がると、下校後疲れたからちょっと……などと、夕方まで寝てしまうこともあるでしょう。休みの日の昼寝も同じです。あまり長い時間昼寝をする、遅い時間に昼寝をするという習慣ができてしまうと、早く寝ることができにくくなります。お昼寝をさせるのは疲労回復にとても効果がありますが、時間を決めて起こしてあげることが大切です。
体を思い切り動かす
日中に体を思い切り動かすことができていれば、夜は疲れて眠くなります。普段の日に思い切り体を動かすことは難しいのであれば、スポーツ系の習い事をやってみる、休みの日には外で遊べるところへ行ってみるなど、1週間に1度でもいいので、疲れて眠くなるといった日を作ってあげてください。平日は忙しいから休日は寝だめをするのはNGです。かえって体内時計が狂い、平日の生活に支障をきたしてしまいます。
夕食の時間を見直す
夕食の時間が遅ければ、その後の入浴や宿題の時間などが全体的に遅くなることが多いものです。働いている人にとっては、夕食の時間を早めることは至難の業かもしれませんが、できる限りチャレンジしてみてください。休みの日に作り置きをしたり、惣菜やレトルトなどをうまく使うこともOKです。家に帰ったら一息つきたいのはやまやまですが、子供のためにできるだけ夕食の時間を早めることができるよう、努力してみましょう。