子供の睡眠不足を解消!早寝早起きが必要な理由と取り組む方法 - cocoiro(ココイロ)

子供の睡眠不足を解消!早寝早起きが必要な理由と取り組む方法

子供の早寝早起きは、親にとって大きな課題の1つです。早寝早起きをしなくてはいけないのは分かっていても、現実的にできていないと感じる家庭も多いのではないでしょうか? 共働きの増加や子供の習い事などにより、早寝早起きが難しくなり、学校で眠気を催す子供が増えているのは看過できない問題です。

今回は、子供の早寝早起きで悩む保護者の方に、早寝早起きが必要な理由と、取り組み方をご紹介します。すぐにでもできる方法ばかりですので、ぜひ子供のためにチャレンジしてみてください。

4割の子供が睡眠不足を感じている

2018年に行われた株式会社オークローンマーケティングの調査「子どもの睡眠に関する調査」によると、小中学生の子供を持つ親の約4割が、子供の睡眠不足を感じているという結果が報告されています。朝子供が自分で起きられない、常に疲れている様子が見られるなど、親から見て子供が明らかに睡眠不足であると感じているのです。

子供の睡眠不足の理由としては、宿題や課題・習い事などで寝る時間が遅くなるというのが全体の34.3%、親の帰宅時間が遅く、全体的に時間が遅くなるというのが28.3%となっています。子供のライフスタイルの変化=忙しくなっているという状況と、家庭の環境の変化が大きな影響を及ぼしているのです。

参考
≪子どもの睡眠に関する調査結果≫|株式会社オークローンマーケティング

子供に早寝早起きが必要な理由

子供に早寝早起きが必要という概念は、多くの人が知っているものです。学校や保育園・幼稚園などでも早寝早起きは推奨され、親の協力を求めるケースが増えています。では実際にどんな理由で、早寝早起きが必要と言われているのでしょうか?

もともと昼行性にプログラムされている

人間の体は、昼間は活動し夜は休むようにあらかじめプログラムされています。体温のリズムやホルモンの関係など、体のすべてが昼行性になっているため、リズムを崩すことで成長に影響を及ぼす可能性があるのです。

子供の場合は、よりよく成長するために、この昼行性のリズムをできるだけ守る必要があります。大人と同じライフサイクルでは、子供にとってはマイナスの要素が増えてしまうのです。

朝の光で体内時計をリセットする必要がある

ヒトの脳には体内時計があり、24時間より長い設定になっています。朝の光を浴びることで体内時計がリセットされ、ズレを調整しているのです。朝の光を浴びることができないと体内時計のズレが蓄積し、生活のリズムがずれたままになってしまいます。また朝の光には「セロトニン」という神経伝達物質の活動を高める効果があります。「セロトニン」は感情や気分のコントロールに深く関係していると言われており、セロトニンの不足により心のバランスを保つことが難しくなるようです。もし、「やけに子供の機嫌が悪い」というときがあったら、それは、体内時計のズレから生じている可能性もあるのです。

夜に必要以上の光を浴び続けることは、体内時計のズレを大きくします。朝の光で体内時計をリセットしたとしても、夜にズレを大きく生じさせてしまうことで、疲労が蓄積してしまいます。また、遅くまでテレビを見ていたり、ゲームなどをしている場合は要注意。スマートフォンのブルーライトなども脳を刺激するので、なかなか寝付けなくなります。

睡眠時に成長ホルモンが分泌される

ヒトの成長に不可欠なのは成長ホルモンです。成長ホルモンは生後4ヶ月ぐらいから分泌され始め、夜寝ているときに多くの成長ホルモンが分泌されます。深い睡眠時にたくさんのホルモンが分泌されるので、睡眠時間が短ければ当然ホルモンに影響が出ます。子供の脳や体の発達に不可欠な成長ホルモンをきちんと分泌させるためには、安定した睡眠時間を確保することが大切なのです。