子供に楽器を習わせるときに注意するポイント5つ
子供に楽器を習わせるときには、注意したいポイントがあります。あまり考えずに始めてしまうと、長続きしない・親も子も負担が大きいといったことになりかねません。できる限り情報収集を行ってから決めるようにしましょう。ここでは注意すべきポイントを5つご紹介します。
時間帯
習い事の時間帯は子供にとっても親にとっても非常に重要なポイントです。特に幼稚園から小学校に進学するタイミングでは注意が必要。生活のサイクルが大きく変わるので、時間帯が選べる・振替のレッスンがあるといった柔軟な対応をしてくれる教室を選びましょう。
送迎
家の近くに教室がない場合、また子供が小さい場合は親の送迎が必須となります。共働き家庭の場合は、保育園や学童保育を利用しているケースも多いため、お迎えの後に送迎というケースが多くなります。道路の混雑状況や移動距離によっては、親の負担が非常に大きくなります。
費用
子供に良い経験をさせたい、知識や技術を身に付けさせたいと考えて多くの習い事をさせた場合、それに伴う費用はかなり高額になります。習い事によっては月謝だけではなく、発表会などで別途費用がかかるケースもあるでしょう。経済的な事情で継続できないという事態にならないためにも、どの程度の費用がかかるのかは必ず調べておく必要があります。
先生との相性
教室に通うと、必ず関わってくるのが指導者=先生です。子供と先生の相性は非常に重要で、先生が嫌だという理由で習い事自体を嫌がるようになることもあります。無料体験などを利用して、先生と子供の相性や、指導方針などを知っておくことは重要なポイントです。
始める年齢
何歳から始めればいいのかというのは、親にとってとても悩むポイントです。早ければ早いほどいいというイメージになりがちですが、楽器の内容によっては、あまり小さいと楽器自体を扱えないということも考えられます。習わせたい楽器が決まっているのであれば、実際に教室などを見学し、相談することをおすすめします。
【まとめ】子供の楽器の習い事は無理じいをしないこと
親に強制された習い事や、周囲につられて始めた習い事は、子供にとって負担になりやすく、長続きしない傾向があります。自分達の経験で考えても思い当たることがあるはずです。
楽器の習い事で一番優先したいのは、子供の興味ややる気です。楽しい・もっとやりたい・先生みたいに上手になりたいなど、子供が自主的に取り組めるかどうかがポイントなのです。親がやらせたいものではなく、体験レッスンを利用し、子供が楽しいと思えるものを一緒に見つけることが、一番大事なことだといえるでしょう。
参考
子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告|文部科学省
習い事は0歳から?子どもの習い事に関するアンケート調査!【2017年】|cozre
子どもの音楽の習い事、楽器別特徴とメリット・デメリット|Benesse
子どもに人気!楽器の習い事。メリットやおすすめの教室は?|マイナビウーマン