子供のパソコンはいつからがベスト?子供用パソコンの選び方とは - cocoiro(ココイロ)

子供のパソコンはいつからがベスト?子供用パソコンの選び方とは

最近では子供もパソコンを使う機会が増えてきています。しかし、子供を持つ親としては、子供がパソコンを使うことに不安があったり、実際にどのようなメリットやデメリットがあるのか気になる方もいるかもしれません。当記事では、子供がパソコンを持つことのメリットや適齢期、子供用パソコンの選び方について紹介します。

子供にパソコンを与える前に

現代社会では、パソコン操作の技能は必須と言っても良いでしょう。しかし、子供がまだ小さいうちは、親がある程度パソコンの使用を管理する必要があります。それでは、パソコンを子供に買う前にどんなことを意識すれば良いのでしょうか。

まずはローマ字に慣れさせる必要がある

パソコンというと、「インターネットでさまざまな情報を調べる」といった用途がありますが、子供がまだ小さいうちは、情報収集のためではなく、パソコンで文字を入力させることを目標に、パソコン購入を検討してみてはいかがでしょうか。

例えば、小学校低学年のうちはタイピングに慣れさせていき、ローマ字を勉強するようになる小学校高学年からは知育ゲームや動画視聴というように、少しずつパソコンの機能に慣れさせていくことで、親の目が届く範囲で子供がパソコンに慣れ親しむことができます。

ルールをきちんと決めておく

子供にパソコンを買い与える前に決めておきたいのが、パソコンの使用ルールです。パソコンは子供にとって魅力的なおもちゃの1つでもあるので、時間を忘れて熱中してしまうことも考えられます。「パソコンは自分の部屋に持ち込まない」「使用時間は〇時から〇時まで」「インターネットは親と一緒に」など。パソコンを購入する前に子供の年齢に合わせてルールを決めておきましょう。

子供がパソコンを持つメリット

次に、子供がパソコンを持つことのメリットについて紹介します。パソコン操作を習得することで、子供にどのような能力や技能が身につくのでしょうか。

2020年プログラミング教育の準備ができる

2017年3月に「新学習指導要領」が改訂され、2020年から小学校においてプログラミング教育が必須化されることが明らかになりました。主な内容としては、「文字入力などの基本操作を習得すること」、「プログラミング的思考の育成」の2点で、パソコン操作の習得と、子供自身がパソコンを思いどおりに動かすために必要な考え方を養うことが目的とされています。

小学校のうちからパソコンに慣れさせることで、プログラミング教育の準備をすることができ、スムーズにパソコン操作の技能を習得することも、子供が小さいうちからパソコンを持つ1つのメリットと言えます。

パソコンを活用した学習法が実践できる

家庭でのパソコン利用率は年々増加傾向にあり、「1家に1台パソコンがあること」が当たり前になってきました。タイピング練習ソフトや、無料の学習アプリなど、子供向けのパソコン用学習法もたくさんあります。子供がパソコン操作に早いうちから慣れていくことで、パソコン操作技術をさらに向上させるパソコンを使った学習法を実践することが可能になります。

自主性を養うことができる

親子でパソコンに親しむうちに、子供のパソコンスキルは自然と身についていきます。パソコン操作に慣れると、今度は英会話や学習ソフトを1人でも使えるようになり、子供の自主性を養うことにつながります。子供の能力に合わせてパソコンを有効的に使うことで、学力の基礎や自分で物事を考える力を身につけることができます。